まさに今の心境

王陽明 「睡起偶成」

 

人生も半ばを過ぎようとしているが、まだぼんやりとした霧の中にいる。

こうはしていられない、あの高楼に登り、人間覚醒の鐘を撞こう。

多くの人は未だ昏睡している。たとえ人生が終わろうとするにも、目覚めることはない様子だ。

しかし、この鐘の音が聞こえないはずはない。全ての人の耳が塞がっていることはない。