ものすごく頑張れる。どんな努力も苦にならないという環境をいかにつくるか。

 

 

私の師匠森川コーチの解説。テーマは「自分の才能を活かせる環境を創る、そして選ぶ」です。共に学びましょう。

 

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「せっかくの人生、自分の才能を最大限活かしたい!」
という思いはどんな方にも共通すると思います。
特に、最上志向の方にとってはとても重要。

そのための方法の1つで、あまり公に言ってこなかったことがあります。
でも実はここが肝かも、というくらいのレバレッジ・ポイント。
それは、『環境』です。自分の才能にあった環境に身を置くこと。

でも、自分の才能を余すことなく活かすために、最も重要な点が実は『環境』である、と言ってしまうと、今の環境で自分が摩耗していく、自分をだせない、と感じている方が、「やはりここじゃないんだ」と即座に脱出を考えてしまう可能性があり、実際にはケースバイケースなので、明言することは避けてきました。

まず最初にすべきことは、自分から環境(会社のルールや人間関係も含みます)に働きかけて、自分も仲間も活き活きできる状況に変化させる努力をしてみること。

環境は“生き物”なので、働きかけ次第で変化が起きます。
自分もその環境から影響を受けます。
さもないと、環境が合わないからと別の環境を選んでいっても、移動(異動)した先の環境も様々な要素で変化していくし。
環境を選ぶよりも、環境を創り変化させることを、自分のTOP5の才能を使ってどう実行していくかを考えた方が合理的。

とはいえ、最近、「それは違うんじゃなかろうか」と思ってしまう転職話を頻繁に聞くようになり、ちょっと書かせていただきたく。

たとえば、
着想×戦略性を上位にもつ方は、「のびのびとブレストできる自由さ」が必要不可欠。それなのに、ルールが決まっていて、そのルールの範囲内でしか
プランニングも行動も許されない会社に転職してしまう。

 

たとえば、親密性×最上志向を上位にもつ方は、職場に、心底尊敬できてお互いに正直に話ができる仲間が必要。
職場に親友のような存在が1人もいない状態が長く続くと、疲れ果ててしまう。
それなのに、転職した会社で一緒に仕事する仲間とよく知り合うよりも、成果を出して早く認められることを優先する。
1人ぼっちで激務をこなす間に、メンタルにダウンしてしまう。

最後に、アメリカの話ですが、こんな風に環境を選んでハッピーに生きている人もいる、という話をご参考まで。

アメリカのネブラスカ州にKOLMという、
ニュースとトークショーのラジオ局があります。
その人気パーソナリティの1人、ジョン・リズビールドは、大学を出て弁護士になってからラジオパーソナリティに転職、という経歴の持ち主。
彼はTOP5に自我をもっています。

大学生の時にラジオ局に応募したんですが、弁護士の方が社会的な影響力が大きく自由裁量がある、と思い弁護士の道に進みました。
その後、弁護士として成果を出しつつも、ぜんぜんHappyではない。

クライアントはいつも問題を抱えていて、何かあるたびに弁護士のせいにして文句を言ってくる。
これが自分が本当にしたいことなんだろうか、と悶々としていたところ、
昔応募したラジオ局から連絡が。

「今、法科の専門性をもっているパーソナリティを探してるんだけど、君、まだラジオで働く気ある?」

二つ返事で「YES!!」と言ったジョンに、家族も友達も「おまえ正気か!」と反対したそうです。
(アメリカは弁護士の数が日本に比べて圧倒的に多く、弁護士資格をもって一般の会社で成功している方々は珍しくないとはいえ、弁護士からラジオパーソナリティへの転身は珍しいようです)

でも、自分の自我についてよくわかっていたジョンは、
・自分の話を喜んで聞いてくれる”聴衆”がいて、
・番組という”ステージ”があり、
・読者の「楽しかった!もっと聞きたい」という
ポジティブな感想が聞ける。

しかも、「おもしろい!」という
ポジティブなフィードバックをもっともらおうと思うと、
ものすごく頑張れる。どんな努力も苦にならない。
一瞬で決めた転職ですが、
自分にとっては最高の場所だと日々確信を深めているとのこと。

自分のTOP5が、何を必要とし、何に苦しむのかをよく把握していると、
今の環境に働きかけてお互いが活き活きできるようにしていくべきか、
環境を別の場所にした方がいいのか、判断しやすくなると思います。

 

いかがでしたでしょうか?

僕の場合は、着想✕戦略性でテレビ業界のときは自由な発想がバンバンできたのですが、社労士という法律の世界に入って、制限の中での会話が多くぜんぜんHappyではないという意味不明の息苦しさを10年味わってきたというのがあります。そして、弁護士出身のラジオパーソナリティーに関してもと非常に共感できましたね。

自分を知れば知るほど、捉え方の癖もわかるので、日常生活で詰まりがちな点が明確になります。分かったらあとは対策をとればいいので、ストレスが減るわけですね。