そのひと手間が関係を構築し 心を豊かに育んでくれるのだ

毎朝犬の散歩の途中でコンビニに寄ってコーヒーを飲む。

寒い朝なんて熱々のやつを飲むとすごく幸せを感じます。

毎日行くところは店員さんがコーヒー入れてくれる形式。

ミルクと砂糖まで入れてくれてかき混ぜてもくれる。

会話もしながら手渡してくれるから人の温もりも感じられる。

一方、別のコンビニのコーヒーは、紙コップをレジで渡され、あとは知りませんという形式。

値段は同じだ。

後者の方式、間違ったボタンを押しても交換しないとまで書いている。

皆さんならどちらがいいだろうか?


あえて言いませんけれど、この関係が、家庭でも会社でもどこでも見られるのではないでしょうか?というのが今回の問いです。

突然ですが朝がきたとします。

お腹が空いたので何か食べたい。

そうそうおにぎり買ってあったと自分で出して温めずに食べる。

それと

朝ごはんを誰かが作ってくれて、熱々のをお皿に載せて渡してくれる。

どっちが美味しいだろう?


さらに言えば、会社にいるとして、会議の書類が机の上にただ置いてあるパターン

それと

会議の書類を担当者が、軽く話ながら配ってくれるパターン

どちらがいいだろう?

おそらく、どちらがいいかという話になれば、面倒なのでという人もいるだろう

しかし、繋がりを保とうとするならば、そのひと手間って必要なのではなかろうか?

そんな風に思うのです。


Free-Photos / Pixabay

今は何につけ、忙しすぎる社会で、構っていられない。

そんな風に言われる人も中にはいるだろう。

しかし、そのひと手間に、心を育てる種が入っているのではなかろうか?

このことは働き方改革にも繋がるだろう。

心の種が育つからこそ、互いを支える関係になる。

もう一度、その辺りを考えてもよさそうな気がしてなりません。

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