ポジテイブ心理学の父に会う

 

ポジティブ心理学の父マーティン・セリグマン氏が来日されるということを聞いて、お友達から有り難いお誘いを受けましたので東京渋谷へ。

 

Gallup社のストレングス・ファインダーを作ったドンクリフトンがポジテイブ心理学の祖父と言われていて、ドンクリフトン博士の膨大なデータを活用したのがペンシルバニア大学のセリグマン氏という関係性です。

 

 

 

参加者は、医者、臨床心理士、人事担当、経営者という感じでした。

 

数十人単位で同じ会社からの研修という位置づけできていたり、

普段からコーチングも会社が受けさせてくれるとか、

世の中そんな会社もあるんだなぁと少し感動。

労働局勤務時代に、事業所訪問で調査していましたが、まあ大抵が何も教育訓練できていません。

上の企業の例も、数万人いる規模の会社の話で、9割の日本の中小零細はほとんどが研修もOJTぐらいなものなので、企業間格差がものすごいのだなと改めて思いました。

 

これを言うと、大企業しか関わってきていない人は、信じられないと言われますが、大企業が信じれれないくらい恵まれていると考えています。

 

 

 

内容としては、医者や臨床心理士の学術的な話を聞きたいというニーズを満たした博士の講演が半分、あとは参加者のテーブルや全体でのワークが半分でした。

 

聞いている感じでは、ギャラップや書籍などでなんとなくでも知っているなと思うものでしたが、一度セリグマン博士にはお会いしたかったのですごくいいタイミングで受講できました。

 

日本人は世界でも所得が多いにもかかわらず、幸福だと感じる割合が世界の中で低いというデータがあるのですが、やはり自分とか他人の心について考えている割合が他国に比べて少ないかと思っていて、

 

「私はこのままでいいの」、「私は変わりたくない」などの声もよく聞きます。

 

他国がどんどんキャリアチェンジしていくのを是としているのに、日本では自分を押し殺してキャリアチェンジを非とする傾向がある。

 

その割に、自殺者が年間4万人もいるわけですから、予備軍の数も含めると変われない閉塞感の中にいることは、自然なことではないので、変わってはいけないという暗示を解くことの必要性も感じています。

 

 

今回ポジテイブ心理学について再確認し、改めて、自分がストレングス・ファインダーコーチとして、人の強みにフォーカスし、自己肯定感を高めるように注力し、はたらく人の幸せに関わりたいなぁと強く思いました。

 

今は東京でしか、このような情報にふれる機会は少ないわけですが、地方にいる者として、有益な情報の提供者でありたいと思います。

 

 

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