世界で最も気象上危険な国、日本。これからどう暮らしますか?

今の人間がやっていることは、自然か不自然という話においては、どうも不自然な方向に進んでいるようにしか思えません。

45億の地球の歴史を見ても、恐竜がかつて地上を支配していましたが、気候まで影響を及ぼすということはありませんでした。

何でも、日本が今年は自然災害がめちゃめちゃ多かったとして、世界で一番災害で危険な国と認定されたそうですが、我々は今後どうすればいいのでしょうか?

今回、千葉や長野など台風ではひどかったですけれど、昔で言えば、沖縄ぐらいが台風の直撃受けていたのが、今では北海道まで台風の影響があるように変化してきました。

昔は月と太陽が時間を判断する手段でありました。

海辺では潮の満ち引き。

川では魚の遡上であったり、山では雲のかかり具合。

自然を観察することで、この場合は雨だとか、晴れだとか、異常もまた見分けてきた。

地方では、まだ自然と暮らしている所も少なくないわけですが、東京などではどうするかです。

完全に防災を他人任せにするのではなく、自分の命は最後は自分というマインドのシフトチェンジが必要だと考えています。

エマージェンシーキットの準備もあるでしょうが、それ以前に日常からあなたにも備わっている自然の本能を呼び覚まし、感覚を磨いておくことが必要です。

では何をするか。

これは至って簡単で、単に暮らすだけです。

暮らしに自然を取り入れる。昔の人が眺めていたのと同じです。

身近な公園、なるだけ自然が残っている所で歩いてみる。

私も毎朝、地元の広大な神社の境内を散策して一年。

これで随分自然に対する気づきが増えました。

日々自然が変化しているのを気づくようになるのです。

その他にも自然と一緒にいればお得がいっぱいなのです。

東京でも明治神宮はじめ関東大震災の教訓から公園がたくさんつくられましたので、まずはご自身の周りを確認してみましょう。

災害で逃げるときも、広い場所を知っていれば心持ちが違います。

普段から感じること。

陽射しは骨の老化を防いでもくれます。

画面を見ているわけではないので、自然を見ることは目にも優しい。

技術の進歩で、悪いウイルスをやっつける細胞が増えるとか

いるだけでストレスホルモンが低下するとか

脳がリラックス状態になると科学的にも証明されています。

自然を見る、触れる。

話していると落ち着く不思議な力。

早足だったのが、相手と歩調が合ってゆっくりと。

意識すれば自然を知る準備はされています。

私は、以前登山をしていて遭難し、雪山で数日雪洞を掘って難を乗り切るということがありました。

あの時は普段から自然に触れ、自然は敵ではないと思っていたからこそ乗り切れたというのがあります。

万が一は起こらない事を願っていますが、何しろ世界一危険な国なわけですから、意識を高めていきたいところです。

Leave A Comment コメントをキャンセル