企業も人も社会も必要なのは土台なんだろうね


上杉鷹山について読み返してみました。

要は危機的な藩の財政状況を改善した人です。

ふと思ったのは、歴史上のこのような偉人に共通しているのは、今でなく10年20年の先をも見通して、教育に力を入れています。

米100俵の話にあるように、藩の財政が苦しくても、人という芽に学問という肥料や水を与えることで、長期的視点で経営を捉えている。

また、自分に対して厳しく、権力を私欲のために使わず、公共の中の私であるという精神。

今、10年生き残る企業が全体の1割弱以下ということを見ても、いかにここら辺ができていないからと言えるのではないかと思います。

過去、労働局に8年いて、数百社の話を聞いてきましたが、まあ、教育訓練する余裕がない感じ。

そして儲かったら、高級車とか買ってしまったりと、鷹山と間逆なんですよね。

また、個人に当てはめても、勉強もしないのに、浪費が激しいとどうなるかと、容易に想像できると思うのです。
企業も人も社会も必要なのは土台なんでしょうね。

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