比叡山の古道を歩く 神宮寺跡から横川中堂

前回は日吉大社から八王子山を経て神宮寺跡まで書きました。

今回は神宮寺跡から横川までを書いていこうと思います。

比叡山の回峯行者が歩いた道。

さっそく見ていきましょう。

神宮寺跡から横川中堂までを歩く基本情報

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グーグルマップでは林道を通るコースになってますけど、実際は林道ではなく山道を通りますが参考として載せております。

  • 神宮寺跡 日吉大社奥総社
  • 住所 滋賀県大津市坂本5丁目1
  • 電話番号 077-578-0009
  • 入場料 日吉大社境内大人30円
  • 駐車場 無料
  • ウエブサイト http://hiyoshitaisha.jp/

神宮寺跡から恵心堂

神宮寺跡を出発。行者道を進みます。

葉っぱがキレイ。癒やされます。

比叡山には、作業用の小道がいくつもあるので、慣れないと迷う危険性がありますのでご注意。

木漏れ日の中歩くのは最高。

目ではもっと琵琶湖が近く見えるので、とてもいい景色を楽しめますよ。

4月も下旬。花が咲き乱れています。

恵心院

ここからは比叡山延暦寺の境内ですので、東海自然歩道を歩くだけでしたら料金はかかりませんが、参拝する場合は拝観料金が必要になってきます。

ウエブサイトからの引用。

恵心僧都源信の旧跡であり、阿弥陀如来を祀り、念仏三昧の道場です。源信はこの恵心堂において『往生要集』や『二十五三昧式』などを著わし、後の浄土宗や浄土真宗などの源となる日本浄土教の基礎を築きました。

とても静かなところです。

往生要集は名前ぐらい聞いたことありません? その方のいたところです。

往生要集とはの説明ですね。

とても小さいお堂です。

横川鐘楼

そして、道を進むと鐘楼があります。

これは誰でも撞くことができますが、心静かにお願いいたします。

元三大師堂

ウエブサイトからの引用

慈恵大師(良源)(元三大師)の住居跡と伝えられる元三大師堂は、康保4年(967年)、村上天皇の勅命によって四季に法華経が論義されたことから四季講堂とも呼ばれています。
現代のおみくじの形は、元三慈恵大師良源が考え出したと言われており、この元三大師堂はおみくじ発祥の地となります。 ここでは、角大師(つのだいし)のお姿を授与していて、魔除けの護符になっています。

比叡山で大師と言えば元三大師と言われるくらいすごい方だったそうです。

この角大師の護符が魔除けとしてありますので、それを家の前に貼るといいと言われています。

そして、こちらはおみくじ発祥の地でもありまして、当日行きあたりばったりではできません。

予め電話で日にちを予約してからになりますので気をつけてくださいね。

元三大師廟。神仏習合ですね。

道元禅師得度の地

曹洞宗の開祖、道元禅師がお坊さんになった場所。

今は曹洞宗の人々によって守られております。

箸塚弁財天

比叡山には弁天さまが3箇所いらっしゃって、その一つなんだそうです。

山中は仏像にお地蔵さまがいっぱい。常に見られているような気がします。

横川中堂

  • 横川中堂
  • 住所 滋賀県大津市坂本本町4225
  • 電話番号 077-578-0830
  • 巡拝冥加料 大人1000円より
  • 駐車場 ドライブウエイの駐車場利用
  • ウエブサイト hieizan.or.jp

ウエブサイトより引用

横川の本堂にあたるのが、この横川中堂です。舞台造りで全体的に見て船が浮かんでいる姿に見えるのが特徴です。
お堂の中央部が2メートル程下がっていて、そこに本尊として慈覚大師作と伝えられる聖観音菩薩が祀られています。
現在の建物は昭和46年に再興された建物です。

遣唐使船をモデルにしたとか。

経典を収めた塔。

まとめ

結構減らしたつもりですけど、見るところは多いかと思います。

根本中堂よりも修行感が感じられますので、ぜひ見ていただきたいと思います。

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