着想!!!!!ぶっとび系、気遣い系、働きマン系それぞれの活かし方

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今、私の着想は6位にあり、10年前は4位でした。

時に、アイデアが出すぎて、口に出そうとすると言葉がからむ時があります。

斬新な視点とか、その視点が興味深いとか言われることもしばしばです。

そんな着想を見ていきましょう。

着想~ぶっとび系、気遣い系、働きマン系それぞれの活かし方

着想の基本 

今回は「着想」でいきます!

自我から着想へのバトンタッチ情報。

自我と着想は、ユニークでオリジナリティに溢れた物事に惹かれる点では共通していますが、自我は、自分自身が「誰にも真似できない、他の人にとって代われない」ユニークな存在であることに喜びがあるのに対し、

着想は、アイディア自体のユニークさ、ひらめく時の脳内スパークに喜びがあるようです。

(ちなみに、個別化×着想だと、相手のユニークさ、ぶっとびに尖っている人の個性に異様に惹かれる傾向が・・)

着想は、ストレングスファインダー34資質の中でも、“わかる人には超わかるけど、わからない人には全くわからない”才能の1つ。(どれもそうだちゃーそうなんですけど)

グローバルでは、TOP5に出てくる方の割合が34資質の中で14番目(2018年1月現在)ですが、日本では8番目、53万人中21.5%(2018年1月現在)。

5人に1人はTOP5にもっている資質です。

(ちなみに、グローバルは1790万人中13.5%、ざっくりいって10人に1人。日本の方が、着想比率高い。日本の方が、”変な人”が多い?)

着想は、新しいアイディアに魅了される才能です。

今まで誰も見たことも聞いたこともない物に好奇心をかきたてられ、一見すると無関係な物事が結びついて新しい何かを生み出す。

何がが閃いた時、脳内でシナプスにパチパチパチと電気が走るようなスリリングな瞬間が、「たまらなく好き」。

世の中の発展は、着想持ちの「今まで誰も考えたことがない」アイディアがひらめく才能のおかげ。

世の中をひっくり返すような革新的なセンスの天才です

一方で、人と同じが大嫌いなあまのじゃく的、アイディアが拡散していき「言ってることがわからない」、飽きっぽい、言いっぱなしで自分ではやらないなどの評価を受けてしまうこともあります。

着想の活かし方は、TOP5に同居する才能傾向によってかなり異なります。

ぶっ飛び系~着想を始め、思考系と影響系が多い場合
(着想×戦略性×活発性など。最上志向まであると加速度的に)

「自分が出した案に、無理だ不可能だって言われると超むかつく」

「出来ないことなんかない。絶対なにか実現方法があるはず」

これだ!とひらめきが起こると、自分が動くよりも周囲を動かそうとするかも。

また、今までと同じルーティングが続くことに耐えられず、常に今までと何かを変えていこうとします。

着想応用編

【1】ぶっ飛び系着想の活かし方

⇒自由でいたい、縛られたくない、常に新しい刺激がほしい、という欲求は、鳥が飛び魚が泳ぐように自然で止められないので、ご自分の環境を選んだ方が得策。旧態依然とした組織にいると発狂するかも。

⇒もし会社は不自由だけど、諸般の事情で動けないならば、会社の外に“アイディア発散と炸裂の場”をもってください。たとえば、着想族が集まって、様々な商品のアイディアを出しあい、そのアイディアブレストのアイディアをいろいろな会社に売り込んで、稼いだ売上げで飲み会するなど。

⇒「言いっぱなしで自分では最後までやらない」と言われることがある場合は、
実行力資質が強い方と組んで、二人三脚状態を作ってください。

⇒「言ってることがわからない」というフィードバックは、その通りかも。
マインドマップを皆に見せながら説明するなど、頭の中の“ひらめき”と“つながり”を可視化すると、話が進みやすいと思います。

⇒着想×学習欲×最上志向の方も、同じことを続けられない才能です。
(世間的にはあきっぽいと言いますが)自分はその傾向がある、と割り切って、
興味がわくままに進んでください。今の時代、同じことを繰り返している人や組織こそ危険な時代です。興味関心がどんどん移るオープンさが、組織を救う日が必ず来ます。

【2】気遣い系~着想以外は人間関係の資質が多い場合

新しい刺激が好きで、それがきっかけで脳内スパークが起こるところまでは同じですが、表に出すときには、相手がそれをどう受け取るか、相手に嫌な思いをさせないか、など相手を気遣い、せっかくのアイディアをひっこめてしまうことも。

「おまえの話はわかりにくい」と家族に言われて着想のひらめきを封印してきた、という方もいます。

【3】気遣い系着想の活かし方

⇒自分の着想に居場所を与えてあげてください。
脳内スパークは、あなたの生活をカラフルにする重要な要素です。
何を言っても一緒に楽しんでくれる親しい仲間といる時に、ひらめきを全開にしてみましょう。わからない人には、本当にわからないのです。
そんな方に気を遣って大事な人生を無駄使いしないでください。

⇒相手が喜んでくれるためのユニークなアイディアをどんどん出してみてください。着想×共感性×最上志向の尾口あゆみストレングスコーチが以前、34本のバラの花束を贈ってくださったことがありました。カラーも4分野。その1本1本に、資質名の札がついていて、最後の1本が枯れるまでとても楽しめました。
(最後まで枯れずに頑張ったのは、「責任感」の札がついた1本でした!)

【4】働きマン系~着想を始め、実行系、影響系、人間関係系、思考系と各資質分野に資質が分散している場合

一番最初の【1】がやや妄想系なのに対し、【3】対応はやや現実的。

たとえば、難しい問題を解決しようと調べたり考えたりしている間に「あ!」とブレイクスルーな解決策がひらめいたり(着想×回復志向)、

他にも、とんがり過ぎてどこの部署でもお手上げな優秀変人が好きで、その才能を活かす奇策がひらめいたり(着想×個別化×最上志向)。

【5】働きマン系着想の活かし方

⇒【1】タイプの方が、着想を理解できない人と話が噛み合っていないときに、“通訳”にはいってあげてください。

今の時代、着想の着眼点が活躍する場面はどんどん増えているのに、着想が下位の方からは中々理解されません。(着想は、アイディアをどんどん繰り出していきたい、実践するかどうかはその後考えて選択する、という感覚ですが、
着想が低く責任感や達成欲、調和性が上位の方々は非常に現実的なので、アイディア=実行案の候補として真面目に受け取る可能性あり)

⇒【2】タイプの方に、「何かアイディアがあったら言ってみてね」と、着想に火をつけてあげてください。アイディアを聞いたら、「面白い!」「変わってる!」「ユニーク!」と合いの手で応援してあげてください。
それだけで、共感性×着想の方は、体温が上がります。

⇒ご自分自身については、きっと真面目に仕事を達成していく側面と、変なものを面白がる側面と併せ持ってるはず。ちょっと疲れてきたな、と思った時には、
着想に栄養をあげる時です。自分が一番刺激を受けて脳内が活性化する方法を実践してください。(知らない街をふらふらと迷子する、ネットサーフィンしながら「なんだこれは!」を見つける、本や映画を見ながら妄想するなど)

ストレングスファインダーを組織に導入する効果として、チームメンバー1人1人が、自分の当たり前が全員の当たり前ではないこと、

1人1人の期待値が違うことがわかってフラストレーションが減り、同時にコミュニケーションの量が増えることが挙げられますが、チームの中に着想の才能をもつ方がいることで、

★着想が発言権をもつことで、
主流の意見以外の着眼点を共有しやすくなる。

★着想がアイディアをシェアすることで、
新しいアイディアが尊重されやすくなる

というさらなるベネフィットがあります。

着想持ちの方は、存在そのものが組織が閉塞的になることを阻止し、多様性に対するオープンさを促進する素晴らしい才能であることを忘れずにいてください。

 

 

 

着想✕自己確信✕最上志向✕戦略性✕学習欲がベースにあるコーチのブログです。マスコミにいたので、いろいろなことに興味があっていろいろ書いているのがこのブログの特徴です。

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