ここで書いているのは、陽明学やえびす大学についてご紹介です。
ピンときた方は先にどうぞ。
私は日本の儒学の権威難波征男先生(福岡女学院大学名誉教授)から、「陽明学」という日本の昔からある考え方を一年にわたり学ぶ機会を得た。
坂本龍馬や西郷隆盛も学んだと聞いて、大大大ファンの私は、それは行かなければと直感で申し込んだものだった。
学んでいくと陽明学とは学問であり、思想であり、哲学と色々な捉え方があるもので、とても奥深いものがある。
これはスゴイ、面白いと20名弱の少人数で全国から東京に集まり、意見を交わしとても有意義な時間を過ごすことができたのでした。
そして、現在その仲間が全国で、教えるというよりも、先人の叡智を共に学び実践する場を開催している。
私も、素晴らしい教えを引き続き学ぶべく、私の地元の名をいただき「近江えびす大学」として立ち上げています。
コンテンツ
こんな人にはおすすめします
・今一歩熱くなれない人
・継続力がない人
・押しに弱い人
・志士のように生きたい人
・自分に自信がない人
などなど。
近江えびす大学の目的
良心にあふれた社会を作る。
良心が暮らしの中に共にある社会。
つまり、他人を思いやるような社会って大事でしょうということです。
パワハラ、セクハラ、モラハラと迷惑かけることが常態化している世の中。
乗り物でお年寄りがいれば席を譲り、子供がいれば見守る。当たり前と思われることが薄れてきた今だからこそ、きちんとその考え方を触れていく必要があると考えています。
ちなみに、江戸時代には儒学を学ぶ私塾、寺子屋、藩校も含めて相当な数にのぼり、人々の共通の概念だったとか。
テーマである儒学とはなんだろうか?
神社は日本古来の神道。
仏教はインド伝来。
儒学は中国伝来。
長い我が国の歴史の中で、いろんな物や思想が大陸からもたらされました。
上の全部の影響が我々の日常には及んでいるのですが、儒学を簡単に説明すると、秩序を重んじること。例えば「先輩後輩」「序列」のような考え方です。
この考えは、中国の宗王朝や明王朝で朱子学陽明学として儒学から発展、社会を運営していく上で大事な秩序を作る役割を果たしてきたもので、江戸時代になった日本でも、それに倣って重んじられたものだったのです。
儒学を広めた朱熹と王陽明
一歩深く入って説明します。
孔子孟子に代表される儒学が最も大切にしたのは「修身、斉家、治国、平天下」という教えでした。
自ら修行し、家を整え、地域を治め、天下を平らかにせよと、この世の渡り方を教えてくれる実践型学問。
しかし、この世の生き方は教えてくれるものの、仏教のように死んだらどうなるというところまで踏み込んでいなかったのが、弱かった。
この弱点を儒学と宗教を組み合わせたのが朱熹という人であり、その死後270年して、朱熹の思想をさらに改革したのが王陽明なのです。
日本陽明学の思想が現代にも続く
江戸時代鎖国下にあった日本は、文化が花開きます。
思想が成熟し、儒学、仏教、神道などがミックスされ日本に合うようにアレンジされ磨きに磨かれていくのです。
当時の学問は、平等ではなく、やる気がないと続かないというものでした。学びたいから師匠を探して江戸に出る。京都に出る。
そういった情熱をベースにして、やらされる学問でないので皆打ち込み、切磋琢磨するのです。
今必要なものは?
今、社会を見ていて、自らが飛行機として自らを動力として飛ぶ人がいる一方で、誰かに牽引してもらわないとできない人がいます。
社会は学校ではない。
自らが考え行動できる人、くじけない人、日々の失敗を糧とできる人が必要になってくるのではないでしょうか?
中国4000年の歴史の中で生まれ、日本で磨かれ抜いた最強の思想、陽明学を是非とも共に学び実践して行きましょう。
講座のご案内
共に学ぶ世話人として私、青山直人が、担当させていただきます。
原則、オンラインとし、一対一かごく少数で行います。
全国で運営されているえびす大学と内容は同じ。
時間は集中力が続く90分9800円。
お申込みされますと、開催日の3日前までにお知らせいたします口座までお振込してください。
お振込がありませんと、開催されません。
関連リンクを貼り付けておきます。どうぞ参考にしてください。陽明学net
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