末期の会社と幕末の共通点が見えた

 

先日まで、とある勉強会で同じ班だった社会保険労務士の山路さん(ニックネームは山ちゃん)から、「幕末のメンター勝海舟の思想と行動から学ぶ」というご自身の本をいただいた。


郵送で送られてきて、なんだなんだと読み出したら、止まらず一気に読んでしまった。

すごく面白かった。

確かに、会でも山路さんこと山ちゃんが勝海舟について、大好きで学んでいることは知っていたが、本にするとはまでは思っていなかったのでびっくり。

 

ちなみに、勝海舟好きがどれぐらいすごいかというと、蓄えた知識がすごすぎて、適当に調べた程度ではすぐに論破されるので、いい意味で言えば下手なことは山ちゃんの前では言えないという感じ(笑)。ストレングスファインダーなら内省と収集を感じています。

そんな山ちゃんは普段は決して出過ぎず、穏やかな感じでニコニコしているが、ことに幕末になると眼光鋭くなることもあったりなかったり(笑)。

内容については、勝海舟を取り上げ、滅亡に向かう江戸幕府の高級官僚として、私欲を離れて天下国家の安泰に向け苦悩し奔走するもので、末期の企業を再生させるために苦悩と奔走したご自身の経験も筆の裏に感じるのでとても迫力あるものだった。


普段あまり多くを語らない人は、文章が素晴らしい。言葉を発しない分、内省をし続けるからか文章がキレキレ。

 

しかし何々やりたいとか言う人は多い。例えば、ダイエットや資格など、でもやり切る人は少ないと思う。その点で山ちゃんはやり切った。素晴らしいの一言。今回はダイジェスト版ということらしいので、次の本が待ち遠しい限りだ。

 

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