自我 誰にもマネのできないユニークな存在でありたい

自我という資質は扱いが難しい。

僕もどうしたものかと困っていました。

ストレングスファインダーを本格的に学び3年ぐらいしてやっと自分の自我の扱い方が分かってきたところなのです。

でも、厄介だからこそその反動もあって、素晴らしい資質だなと感じているところです。

それでは、早速見ていきましょう。

 

自我 基本情報

  • 本質 自分でやりたい、見て欲しい
  • 行動 中途半端な状態でも認められることをエサに際立たせていく
  • もたらすもの ハングリー精神
  • 必要なもの オーディエンス
  • 好き 成功者
  • 嫌い 現状維持
  • 一言で言うと 芸能人
  • 障壁 自己主張がキツイ
  • グローバル順位 32番目
  • 日本での順位 19番目

影響力系資質「自我」について

自我は、ストレングス・ファインダー34資質の中でも、活かしにくい資質の1つ。

自我は、“他の人の目に重要人物であると思われたい、世の中に大きな影響を与える存在であると評価されたいと考える才能です。

他人から良い評価をもらうことがごちそうになります。

ただ、他人からの評価は自分ではどうにも仕様が無い。

ですからまわりからどう思われているかが気になってしょうがない。ネガティブな評価を受けると、本当に苦しい思いをしてしまいます。

とはいえ、自我の才能をうまく使うと、世の中に大きなインパクトを与え、高い評価を受けることができる、当たれば大いなる可能性をもつ才能です。


ちなみにストレングス・ファインダーを考えたドン・クリフトン博士は、自我が1位だったんですよ。

それでは、自我の活用について見ていきましょう。

自我活用術

ありのままのを受け入れる

自我という才能は手がかかるけど育て甲斐のある才能であります。

じゃじゃ馬だと思って受け入れることがすべての始まり。

自分がうまくいかないのは自我のせいだ、と自我を乗りこなせない間は、まわりからの承認もなかなか得られないでしょう。

早い話が私は私と“あきらめる”ことがスタートです。

人は、自分を受け入れた深さ以上に、他人を受け入れることはできません。

他人を求め受け入れることなしに、周囲からのポジティブな承認や評価を得られることは難しいでしょう。

知人でなく「友」を見つける

自分を受け入れてくれて、応援してくれる人を身近にもつことが大事です。

家族、パートナー、親友、会社、仕事仲間など志を同じくする仲間などなど。

親密性の高い人は1人でもいると違います。

社交性の高い人は、大勢いるといいでしょう。

自我は定期的なフィードバックをもらえると、自信をつけていきますよ。

他の人からどう思われているかがわからない場合、水不足の花のように荒んでいっちゃいます。

三度の飯より好きなことでプロフェッショナルを目指す

自我が上位持っている方の傾向として、認めてもらいたい、評価されたいと、親から望むような人生を歩み、そして仕事もそのまま流れでという人も結構いるようです。

アメリカの例。これは私のストレングスファンだーおすすめ本のどこかにも書いてある話。

自分としてはラジオのパーソナリティに興味があったのだけど、親の言う通りに弁護士になったという人がいました。

しかし、連日訴訟で訴えたり訴えられたりと争う毎日。

上司からもネガティブなフィードバックばかりで、苦しい苦しい。

たまたま、ラジオのトーク番組で弁護士資格を持っているパーソナリティを探していて、渡りに船と収入が下がることも家族の反対も乗り越えて、その仕事についた。

それからは、自分のステージがあるし、聞いている人からも毎日素敵なフィードバックがある。

結果、法律も分かる弁護士パーソナリティとして、それこそ自分にしか出来ない分野のプロフェッショナルとして、ブレイクしちゃったという話。

自分にしかできないことって何だろうと考えた時に、1つの分野で狭く考えるより、いくつかの分野をかけあわせることで、誰にも真似できないあなたにしかできない分野になります。

これを書いてる私も、元はテレビの撮影の技術者(カメラとか音響とか照明のお仕事)だったのが、今ある資格の社会保険労務士、ストレングスファインダーコーチと掛け合わせることで、まあいない存在になるわけです。

資格を取ったのも転職ではなく、拡張だったので、大好きな撮影といういままでの取材経験や知見を生かせて、話をしたり映像を作ったりしている。

そんな感じで自分にしかできない分野をみつけると、プロフェッショナルとして磨きをかけることが楽しくて楽しくて仕方がないとなるのです。

他人にスポットライトをあてる

自我のという才能は、自分が認められる喜びを誰よりもよく知っています。

なので自分のまわりの人達に対しても、痒いところまで認めどころ、褒めどころのツボがわかる天才でもあります。

頑張っているのに、周りから気づいてもらっていない方々に対して、「あなたが頑張ってるのは知ってるよ」と伝えてあげてください。

そして誰かがその方のことを話題にしてたら、後日でも「あなたのことを褒めてたよ」と伝えてあげてください。

相手を認めることは、まわりまわって自分にも還ってきます。

あなたとその仲間で世の中に衝撃を与えていく

自我がまだ未発達な段階、じゃじゃ馬に手をこまねいている状態では、自分が最大の関心事。

それがですよ、自我が成長しじゃじゃ馬を乗りこなせるようになると、個から組織に自分の範囲が拡大。

チームであったり、会社であったり、地域ということもあるでしょう。

その中で、自分達のチームの存在意義が認められるために行動しだすと、チームメンバーから信頼と尊敬を得ることができ、さらに強力なあなたの武器となっていくのです。

まとめ

世界を変えられると思いながら、周囲の目もドキドキしてみているというのが自我です。

全てをひっくるめて自分と割り切り、自分のことを分かってくれる人を探しましょう。

自分の立つステージが違うなら、あたらしくあなたがステージを作ればいい。世界があなたを待っている。

僕としては弁護士でパーソナリティーの話は自分のことのように聞こえます。社労士という法律の資格がありつつ、それに満足しないのは、unhappyだから。だから世界を変えようと日々研鑽を積んでいる感じです。

みなさんも、上位の人は点検を。他の人も自我について振り返る時間を持つようにしてみてください。

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