私たちはリラックスしたいと思う時に、どんなところに行きたいか?
そこで、興味深い動画を見ていただきたいのです。
慶応大学の脇田教授とダイキンの研究で室内における空気の流れを可視化したものになります。
これ教えてもらったのですけれど、すごく分かりやすくて、部屋中のモノの配置には意味があるってことなのです。
物が多いと淀むし、できるだけ「気」が流れる部屋を目指したいところ。
例えば私たちは、旅館に着いたとき、車に乗ったときなど閉鎖的空間に立った時、そこにある空気を本能的に嫌感を感じ、窓を開けることで気を流そうとしているかと思うのです。
よくよく考えると、気の合う人とはいい空気感があるけれど、気が合わないような人といる時のピリッとした空気感ってありますよね。
そう考えると、思い当たる節は結構あるのではないでしょうか?
今、都会のオフィスは高層ビルで、窓も開けられない空調の管理下にあるので、気を自分の意思で流せない苦しさって相当かも。
通勤電車やバスの混んだ「気」の中に身を置き、終日閉鎖されたビルの「気」の中に身を置くことはそれだけで強いストレスになっているのかもしれません。
社労士的に言うと、会社の中で休憩室を設けているところもあるかも知れませんが、仕事場と分けることで、労働者の健康を配慮していることになります。
このように、日々息がつまりそうな中で日々生きざるを得ないから
休みの時には自然のある場所を求めるのはそのためのような気がしています。
自然の中に立ち、風や水や波の流れに心を満タンにしているのかも知れませんね。