なおとです。
本日は4月26日月曜日。
びわこ地方は快晴でございます。
今回は年度替わりには出てきそうな労働相談関係を書いていきたいと思います。
今は3度目の緊急事態宣言が出ているようですが
世間では4月から通常入社されているところも多いでしょう。
そんな中ででてくるのが
「試用期間」という話。
会社からは「〜の間は試用期間ね」といわれることも
普通にある話です。
働く方としては、仕事を教えてもらう立場でもあり
余計なことは言わないでおこうというスタンスの人も多いのではないでしょうか？
そして、わからないことをそのままにした結果
泣きを見ることは少なくはありません。
しっかりおさえてゆきたいところです。
コンテンツ
試用期間とは？
一般的に、労働者が会社に入社するにあたって
面接や筆記などをクリアする必要がありますが
昨今のバイト生の炎上問題にもあるように
一定期間、様子を見て採用を決めたいというのが
会社としては本音のところなのですが
この、入社後のおためし期間を試用期間と言うのです。
この期間は3ヶ月から６ヶ月程度であれば
自由に会社が決めることができます。
会社は労働者を募集したりするときには
以下のようなことは必ず応募してきた労働者に明示しないといけない事項と
職業安定法という法律で定められている事項です。リンクはこちら
試用期間後に採用しない時
会社側が、試用期間のときに、この労働者は採用できないなと思った場合は
試用期間が終わったら、そのままさよならではなく
雇用契約を終えるにあたり
「あなたは採用しません」との意思表示が必要となってきます。
試用期間後に採用したい時
たとえば、試用期間とは言わずに、「３ヶ月はたらいてみないか」との声掛けに
応じてくれた人に、結構よかったので、試用期間３ヶ月ねと
期間契約のあとに試用期間が設けられるかというと
この場合はすでに働いてくれていたりして
実質的に試用期間は終わっていると考えられるので
注意が必要であったりします。
なお、期間を定めた契約をしたあと、契約期間の定めのない契約を
結ぶことは何の問題もなかったりします。
また、派遣法では能力のある人を派遣するということになりますので注意が必要です。
派遣労働者を採用する場合については調べておいてください。
労働基準法のあらましのリンクはこちら
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