私たちは日々追われるように生きている。
今を大切に生きると言いつつ、あしたの段取り、あさってなど常に追われている。
本来、人も動物であり、人としての歴史は500万年なんだそうで、今のような追われる生き方は人の起源から考えると、中国3000年だろうが、日本の今年が2018だろうが、吹けば飛ぶような僅かな機関でしかない。
人は、自然の中で生きて進化してきた。
肺も皮膚も脳も体の機能が、自然の中で生きるのに適応するように進化してきた。
しかし、今どうだろう。
自然の中に人はいるだろうか?
大都会の中での生活のために、朝から夜まで人工化された中にいる。
本来自然の中にいるはずのものが、自然の中で生活し続けるということは、ストレスとためにいっているようなものなのだ。
そんな中で、週末や長期の休日に海や山に還る行動というのは、本能的なものなのでしょう。
実験によると、森を歩くということで、ストレスホルモンが12.7%も減少し、リラックス状態を判断する副交感神経が103%増加したのだそうだ。
この分野の学問というのが、まだ研究途中で、分からないことも多いということだが、先の実験についても、我々の体が求めているのは、すごくよく分かる気がします。
だから、都会にいるという人については、大丈夫といいつつ、反自然的な生き方であるのには変わりがないことから、ストレスを回避するために、東京なら明治神宮などの自然に近いところに触れるようなライフスタイルに工夫することで、生活の質が上がるのではないでしょうか?