三週連続法事。
そんな年齢になったのか、はたまた何かを学ばせようということか
三週連続法事でした
昨日は高島市で法事。
これで三週連続。静岡、京都、滋賀という具合。
日蓮宗、曹洞宗、浄土真宗とそれぞれ違いもあって、天台宗の我が家としては興味深かった。
日蓮、道元、親鸞もみんな比叡山で学ばれた人。
みんな世のためを思って、自分が信じる道を歩いて行ったんだね。
高島の歴史
最近何かと通っている高島。
知らなければ、自然しか見えていないと思います。
知れば知るほど奥深いのですが少しご紹介しましょう。
滋賀県の高島は日本海と京都や大阪との中継地として栄えた。
古くは信長が安土、坂本と琵琶湖の東西を睨み、高島は北の守りとして城を置いた。
戦前まで学校教育で必ず出てきた中江藤樹
藤樹と同じ儒学者の浅見絅斎を輩出。
そして、加賀の前田藩や幕末に京都所司代に就いていた若狭小浜藩も領地を持っていて、湖を船を使って運搬する中継地として重要視された。
そんな場所なので、近江商人の中でも有数の人を出し高島屋や小野組はここから来ている。
まとめ
僕らの考えていることは、親やその前からずっと日本人が考えて来たことを受け継いで来ている面がある。
近江商人も商売の根底に天台宗や浄土真宗があったり
江戸時代を通して、武士は中江藤樹や浅見絅斎の儒学を学んで、その考えを持って幕府や藩の政治をやってきた。
最近思うのは、この辺の歴史を振り返ることで、人と人って考えの源泉が理解できたりするような気がしていています。