最近医療技術が進んで、なかなかお迎えが来ない世の中ですけど、そうは言っても人の体も耐用年数がある。死にはしないが、エラーしだすのが認知症。しっかり知ろうと、認知症について聞いてきた。これはみんな知っておいていただきたい。
認知症ってなんだろう
認知症は脳細胞が死ぬことで、脳にエラーが起こり、生活に支障が6か月以上継続することを言います。アルツハイマーという言葉を耳にしたことがあるかと思いますが、認知症の半分の人がこの病気にかかります。
認知症の症状
記憶してきたものを忘れるとか、覚えられない記憶障害。同じことを何度も聞く見当識障害。銀行のATMなど目に見えない仕組みが理解できなくなる障害。計画に沿った行動不全になる実行機能障害。などがあります。
発病によりどんな行動をとるか
自信喪失し、引きこもるようになる。→成功体験を積むサポートが重要。トイレの場所が分からなくなる。→怒らないで目印や明かりをつけたりして工夫をする。大事なものをどこにしまったか分からなくなる。→頼りたくないという自尊心を傷つけることなく、おおらかに待つ。買い物途中で行方不明になり、翌日歩いているところを保護された。→みまもりの介護支援を検討する。
認知症の診断治療
もしやとかいつもと違うと思ったら専門家への相談が不可欠。自分だけで抱え込まない。
認知症予防
運動や健康的な食事が予防には不可欠です。人と笑顔で関わり合うことなど、脳を活性化させることも重要になってきます。
関わり合い方
最後に、どう認知症の人と関わっていくかですが、まずは見守っていくことが大事です。そして、おおらかに対応してあげましょう。何人かで言うと怖がることもあるので、マンツーマンがいいでしょう。相手が見えるところから声をかける。口調にも気を配ろう。穏やかに、大きな声ではっきり伝えよう。相手の言うことをじっくり聞こう。