かつて敗戦から立ち上がった日本人は、皆同じ方向を向いて頑張った。
しかし、今はバラバラな方向を向いている空気感があります。
どうしてしまったのでしょうか?
芸能界が揺れている
私はテレビをほぼ見ることはないのですが、芸能界の報道については注目して見ています。
雨上がり決死隊なんて、若手の頃は大阪で仕事一緒にさせてもらいましたし
吉本興業には毎日ロケで行っていたこともありました。
それがこれだけ揺れて、潰れるとかまでなっているのだから気にならないはずがありません。
過剰な規則
最近の企業の傾向としては、法令遵守を徹底し、どこもかしこもコンプライアンスコンプライアンスと言っています。
私も労働基準監督署でも働き、社労士でもあり、規則の大事さは重々分かっているつもりです。
しかし、昔、労働基準監督署に保管されている企業の規則を仕事で整理している時に気づいたんです。
この規則たちは、出せ作れ法律で言われるから作って出しているけれど、形だけだって、そう思いました。
実際、相談を受けていると会社と働いている人たちのすれ違いでトラブルになっていることが多いように思えました。
世界史日本史
趣味で世界史や日本史の本もかなり読み込んでいて、気になったら現地まで見に行くことを学生時代からやっています。
すると、気づいたのは国とか組織は、熱を持って生まれて、そしてルールを作り出し、権力争いをして、熱が冷えていき滅亡するというのがパターンです。
一度、ざっとローマ帝国でも中国の秦王朝からでも調べてみるといいです。
規則を整えるのは大事ですけれど、無駄にキツくするのは滅亡の道だと私は見ています。
蒼井優さんから学ぼう
これもつい先日あったおめでたい話。
南海キャンディーズの山里さんと蒼井優さんの話。
日本一の嫌われ芸人と言われた山里さん。
常識ならとか、普通ならにとらわれることなく蒼井優さんが選んだのは
山里さんの心に惹かれ、繋がったから。
これがとても私には、印象的で今必要なことなのではと考えています。
心と心が繋がる社会
もう一度思い出したいのは、かつての日本。
テレビも縛りがなかった時代の方が面白かったし、企業も強かった。
やはり、心で繋がっていたから、協力しよう。
みんなで頑張ろうってなるのではないだろうか。