人生を変えたいなら、「ライフスタイル」を変えることが大事だ。
僕自身そう確信し、今、取り組んでいる。
そうやっていると周りの雑音もあるけれど、気にしていてもしかたない。
人生は一度きりなのだ。
そうは言っても染み付いた習慣や思考はなかなか抜けてくれない。
自己啓発のセミナー、名刹寺院で座禅などにゴールデンウイークで参加したぐらいでは何も変わらず、すぐに元に戻ってしまう。
思考や習慣を変えることは、そんなに簡単ではない。
ストレングスファインダーを受けたところで、意識しないと意味がないのである。
江戸時代に、各藩の秀才を教えた徳川幕府の頭脳であった佐藤一齋は、自分の思想が間違いだと気づいた時、自分の思想を抜くために3年間書物を読まずに、思想を抜くことに費やしたという。
石の上にも3年。昔の人はよく言ったものだと思う。
それくらい、何事も取り組む時間は必要で自分を変えるのは難しいことなのだ。
以前の誘われれば断らずなんでもやろうというライフスタイルから、引き篭もって徹底的に自分と向き合うというライフスタイルへの変更だ。
他人の目をうかがうのではなく、自分の心と向き合うこと。そして、心が何を語るのか。
本質はそこなんだ。
小難しい勉強のように、頭で考えたことはすぐ忘れるけれど、心で感じ取ったことは生涯忘れない。
文化祭や学園祭、スポーツの大会など、言葉には出来ない心から感じることは忘れないのだ。
佐藤一斎のようにまだ3年は経っていないが、約2年にはなる。
もう随分と自分が変わったのを実感している。
以前なら、とてもこのようなものを書くこともできなかったにちがいない。
変えるということをまず決める。それが大事。
そのうち粘り強く行動していると、こっちを向いてくれる人も出てくるわけだ。
今は、すごく手応えを感じてきている。
さあ、あなたはどうしたいのか、自分の心に一度聞いてみてはいかがでしょうか。