伊勢神宮と言えば、内宮と外宮のイメージの方も多いことでしょう。
パンフレットがそうですもんね。(笑)
年がら年中参拝者が絶えず、毎日が初詣のようなほど人がいる。
しかし、お伊勢さんは125のお宮さんの総称なのです。
ご存知でした?
まずお伊瀬さんについて押さえておくべきことを少し。
伊勢の神宮とは
お伊勢さんと親しまれる伊勢の神宮は、二千年に及ぶ悠久の歴史を有し、皇室の御親神をお祭りする宮として、全国からの崇敬を集めていること。
正式名称は、神宮であり百二十五の宮社の総称なのだということ。
これらの宮社は、広く伊勢、松阪、鳥羽、志摩の四市、度会、多気の二郡に渡って御鎮座されている。
つまり、広範囲にわたり各地にお祀りされているということ。
十四所の別宮
神宮には、皇大神宮に
荒祭宮(あらまつりのみや)
月讀宮(つきよみのみや)
月讀荒御魂宮(つきよみあらみたまのみや)
伊佐奈岐宮(いざなぎのみや)
伊佐奈弥宮(いざなみのみや)
瀧原宮(たきはらのみや)
瀧原並宮(たきのはらのならびのみや)
伊雑宮(いざわのみや)
風日祈宮(かざひのみのみや)
倭姫宮(やまとひめのみや)
以上10箇所
豐受大神宮に多賀宮、土宮、月夜見宮、風宮
以上4箇所
合計で14所の別宮がある。
別宮とは、正宮に対するもので、正宮に次ぐ重要なお宮なのです。
せっかくですので、いつもと違うお伊勢さんも旅しよう!
ということで、内宮外宮がある伊勢市近辺から電車で1時間かけてやってきました。
伊雑宮(いざわのみや)
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最寄り駅は上之郷駅。しかし無人駅なので、こちらが特急も停まるので何かと起点になります。
磯部駅から歩いて2キロ程。僕は歩くのが大好きなので、すごく気持ちが良かったです。
入り口です。一礼して入りましょう。
まずは手と口を清めましょう。
敷地内はこんな感じです。
参道も、そう長くもないですがすごくやさしい空気感があります。
祓所
前、建物があった場所です。遷宮ごとに変わります。
以下、建物は
お賽銭は500円がいいと言うことなので500円にしました。
あと、皆さん砂利にも目がいってますでしょうか?
この砂利も、ケガレを清める効果があるのです。
御正殿(御社殿)のまわりには白石(しらいし)が敷きつめてあります。この白石は、遷宮といって二十年に一度、御正殿を造替するお祭りがあり、その際に伊勢市を流れる宮川上流の河原から、自然のままの汚れていない、きれいな丸い白石を持って来て御正殿のまわりに新しく敷きつめるのです。(明治神宮サイトより)
ご神木は、すごく幹も太くて、パワーを感じさせられました。
なかなかお目にかかることのない大木。伊勢神宮だからこそ切られずにここまで大きくなった。是非ご覧いただきたいと思います。
伊雑宮は御朱印がいただけるところですので、これをご縁に御朱印をいただきましょう。
あと、こちらは敷地に併設して田んぼがあるのです。
伊雑宮は、天照大御神の御魂をお祀りし、「いぞうぐう」とも呼ばれます。古くから「遙宮」として崇敬を集め、地元の人々によって海の幸、山の幸の豊饒が祈られてきました。
毎年6月24日(6月月次祭当日)に行われる御田植式は、とても雅な神事で、「磯部の御神田」の名で国の重要無形民俗文化財に登録され、日本三大田植祭の一つとされます。(伊勢神宮サイトより)
いかがでしたでしょうか?
京都からは近鉄特急で3時間。なかなかの距離でしたが、参拝させていただいて、すごく良かったです。
一度皆さんも、どうでしょうか?