今回は延暦寺の門前坂本の大将軍神社を紹介しようと思います。
ここは、坂本周辺の神社の総社だそう。
早速ご紹介しよう。
坂本いい天気です。
基本的に数千年変わらない光景でしょう。
延暦寺へ続く本坂。
そのずっと下に大将軍神社はあります。
最澄が生まれた生源寺の隣です。
滋賀神社庁によると以下の通り。
創祀年代不詳であるが、日吉大社境外百八社の一社である。天台宗開祖の伝教大師の産土神であり、坂本中の総社である。
坂本は焼き討ちされているので、その後に植えられた木がこれほどの存在感を示しています。
このスダジイの木は是非とも触れて感じていただきたい。
境内の真ん中には水路が通っていて、山からの豊富な水が絶えず流れて、結界の役目を果たし、とても境内内は心地がいい。
境内奥から入り口を見ています。
手前は火を燃やす穴。
境内にお地蔵さまがいるのがオモシロイ。
神仏習合ですね。
長年の風雨で、風格を感じますね。
ご祭神は大山祗神 岩長姫神。
総社が、イワナガヒメと知って驚きました。
イワナガヒメは、貴船神社の結社で恋の神様と言われる方。
狛犬さんの像の下に中社の文字。
貴船のイワナガヒメも奥社と本宮の間の中社にありますが、ここのイワナガヒメも中間にあるということだろうか。
ちなみに、明治の廃仏毀釈で、大将軍神社と名前を変えたところも結構あるそうです。
日吉大社は廃仏毀釈が最初に行われ、激しく破壊されたそうで、元は何だったのかとかまた調べてみたいと思います。
最後までお付き合いありがとうございます。