以前ボランティアをやっていたところの写真がでてきたのでご紹介。
どこにあるのか全国的な知名度は低い滋賀県の大津。
どこ?と言う人も東海道新幹線を使うならば東京発なら京都駅到着する手前10分位のところで大津を通っているのだ。
それでイメージしてもらえたら嬉しいが、特にアミューズメント施設があるわけでもないが不思議な魅力があるのが大津であり滋賀なのです。
その大津にあります、大津百町館をご案内させていただきます。
大津百町館 基本情報
- 施設名 大津百町館
- 建築年 明治32年
- 管理団体 大津の町家を考える会
- 住所 滋賀県大津市中央1丁目8−13
- 電話 077-527-3636
- 入場料 無料(イベント時は有料もある)
- 駐車場 なし
- ウエブサイト http://hyakucyou.s11.xrea.com/
大津百町館 地図とアクセス
JR大津駅 徒歩10分
京阪浜大津駅 徒歩10分
大津百町館 訪問レポート
当日の様子
住んでおります滋賀県大津市。正直自然しかありません。
山と湖に挟まれた緑豊かな場所が大津市だと私は思います。
高台に登れば、市内全部が見えちゃうのです。
やってきました大津百町館。
現在は改装されてますけど、これは10年前に私がスタッフとして当番していたときに撮ったものです。
江戸時代、江戸幕府の天領であった大津。各地からの輸送の拠点であり、蔵屋敷が並んだといいます。
東海道53次のなかでも京都の手前ということで、かなり繁栄し、百町の賑わいがあったのです。
中は懐かしいものの数々。もとは本屋さん。それで販促ボードとして吉永小百合さんが使われていたのでしょうね。
明治時代は電気が通る前。ですから日本人が、いかに電気無しで暮らしていたかを知ることができます。
まず建物があり、そのあと配線されています。
そしてここは井戸が自宅にあるというところがスゴくて、説明によると、井戸は共同で使うことが多く、水道のように自宅で汲めるというのは珍しいとか。
洗濯板。
電気が無い時代なので、電気が無いことをイメージできます。
電気が使えなくて困ると、災害ではあったりしますが、昔はというか100年前までは普通だったのです。
かまどもあって、薪を燃やしてご飯を炊く。スイッチ押せば終わりというものではありませんでした。
天窓です。
暗い室内をいかに明るくするか、工夫を感じられます。
太陽の位置を計算して建ててるという、まさに人と自然が調和した暮らし。
光のおかげで暗い質内を照らしてくれます。
そして座敷に上がります。
畳に映る影が絵のよう。
急に鳴るとびっくりの柱時計。
冬は寒いのです。暖房ってスゴいとここにいて思いました。
時計も暖房もミシンも電気無しで使えるという素晴らしさ。
お庭がまたいいのです。
屋敷がコの字型になっていて内庭になっています。
手水鉢に花が落ちるとまた美しい。
兎にも角にも工夫が知れます学べます。
大人のほうが気づきはあるかもしれませんね。
縁起物の福助さん。
どうぞお越しになってゆっくりしていってください。
繰り返しになりますが、今は改装されて少し変わってます。