人には知らないうちにできてしまうこと。
夢中になっていること。
そんなものがきっとあるはずだ。
僕が自分について気づいたのは、旅に出る前の事前準備これがすごいのだということ。
ソロのバックパッカーあがりなので、旅は慣れている。
しかし、他の人も同じようにやっているとばかり思っていたら、まさしくこれが自分の強みでもあったということだ。
さらに、テレビの仕事をしていたから、時間制約があるなかでロケをやって、帰るということを長年やっていたから、あたりまえのことになっていたんだね。
例えば、今回の伊豆の旅で、昨日の一日を振り返ってみた。
朝6時、伊豆高原駅周辺で宿をとっていたが、前日の伊東駅での情報で、伊豆急のお得な切符は伊東駅でしか買えず、その日限りというものだったから、伊豆高原駅から伊東まで約30分戻る(それでもお得な切符を買うほうが得だと判断)。
8時、宿で朝食をとり、伊豆高原駅から下田まで行く。
9時、下田の町並みを把握するのに、ロープウェーに乗り、下田湾を望む位置で町をどこに移動するかプランニング。
10時、今回は幕末の歴史を調べにきていたので、まずは一番行きたかった、イメージしたかったという吉田松陰の足跡を追いかけることに決めて、バスで弁天島に移動。そこで、松蔭がアメリカに密航しようとした場所を確かめる。どのバス乗るかは調べるよりも、バスの運転手に聞くのが早い。
続いて、日本で一番最初のアメリカ合衆国領事館となった場所を訪問。同時に付属する博物館を見学。
12時40分、市内に戻るべく、あまりバスの本数はないがタイミングよく乗れて下田駅に戻る。情報は起点となる場所に集まるので、下田駅から行きたい所を往復するほうが、横断していくよりも楽なのだ。
13時、黒船まつりで市内はパレードなどにぎわっているのを眺めつつ、坂本龍馬が土佐の藩主山内容堂から脱藩を許された場所だという宝福寺を訪問。
14時、お昼を食べようと、パレードの警備をしている地元の人に話しかけて、情報を仕入れるも、道中うまいもんセンサーが働き、計画変更。これが大当たりだった。
その後、ペリー艦隊来航記念碑を街ブラをしながら訪れ、
さらに、日米和親条約が締結された了仙寺に行く。了仙寺は当時そのままで、いたく感動しました。そして、同寺の博物館を見学。すごいデザインがいい博物館だった。
15時30分、吉田松陰の足跡2箇所を訪れ、歴史については一旦終了。
16時、下田は自然豊かな地でもあるので、白浜にうつくしい海岸を見に下田駅から移動。
18時、夕日も沈み、下田市街に移動。
19時、夕食で下田漁港にあるお寿司を食べる。
そして、20時のNHK大河ドラマを見る習慣があるので、それに合う用に宿に帰る。
ざっとこんな具合だ。
きっといろんな感想があると思う。
でも、これが自分には心地いいのだ(笑)。
まさに戦略性を存分に発揮しております。
しかし、旅は、本当にその人のスタイルを表すのかもしれませんね。
人とそんなテーマで話してみてはいかがでしょうか?