尊敬する人物は誰かということになれば私の場合は生きている人はいなくて
過去の人に今は魅力を感じています。
その一人として、江戸時代の大先生佐藤一斎の故郷に行ったので今回はその事について書いてみたいと思います。
佐藤一斎とは
佐藤一斎は、故郷である岩村町では以下のように紹介されている。
「この人物が居なかったら、日本の夜明けは無かったかも知れない。」と言われる江戸時代後期の儒学者
。
門下生には、佐久間象山、山田方谷、渡辺崋山などがおり、一斉の著書である「言志四録」は幕末の西郷隆盛、勝海舟、坂本竜馬などに大きな影響を与えたと言われています。
しかし、一斎は江戸生まれの人で、国元には50歳を越えてから初めて足を踏み入れたようだ。
岩村藩二万石
木曾の山奥に岩村町はあります。
かつての岩村藩は2万石の小藩。
小藩でしたが、学問には力を入れたことで、佐藤一斎のような大人物が輩出されることになります。
岩村城は、大和の高取城(奈良県)備中の松山城(岡山県)と並ぶ日本三大山城の一つに数えられる名城。
城は江戸諸藩の府城の中でも最も高い所(標高717m)に築かれ、高低差180mの天嶮の地形を巧みに利用した要害堅固な山城だったとか。
やはり、来てよかった。
いくら本を読んだとしても、空気感はその地に立たないとわからないものだからだ。
私は陽明学について、継続して学んでいるからその大家である佐藤一斎はその背景についても知りたい人物であったので、非常に満足。
興味の対象がなんであれ、行ってみるのが大事だなと改めて思いました。
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