日本で初めて蒸気機関を完成させたのは、薩摩藩ということになっている。
島津斉彬に急かされて、江戸湾で2馬力の蒸気船を走らせたそうだ。
これが面白いのは、当時設計図もない中で、異国船に乗せてもらった時に絵図を書いたものだけが頼りであったということ。
それでも、蒸気機関を作ることを可能としたのが、今のモンテッソーリ教育のような江戸時代の教育にある。
江戸時代は義務教育ではないから、学びたい人は師を求めてどんどん学ぶし、学ばない人はそれでもいいという考え方だったので、蒸気の理論も分かっているという人がいたということなのだ。
まさに強みを生かした学びであり、現代にもなにかヒントをくれている気がしています。