今回は嵐山方面で、少し山に入った二尊院。
天台宗のお寺で慈覚大師円仁の建立と言われる。
法然上人の高弟により荒れていた寺が再興され、上人の御廟もあります。
天台、真言、律、浄土の四つの宗派兼学の道場とされてきました。
また土御門、後嵯峨、亀山天皇の分骨も祀られており、公家家の墓も並んでいます。
さらには、徳川の時代に嵐山の川を貿易で稼いだ私財を投じて整備した角倉了以
儒学者の伊藤仁斎と息子の東涯
三条実美、阪東妻三郎と盛りだくさんの場所です。
入山料は500円。
無料の駐車場もあります。
以下は、二尊院のホームページの表現ですけれど、素晴らしいのでそのまま載せさせていただきました。
オススメの寺院です。
本当の静寂とは、無音ではありません。
まっすぐに伸びた参道を通り抜けた先、紅葉や桜の木に包まれた美しい景色の中で、
一度だけ耳を澄ませてください。
日常生活では聞き逃してしまう音が聴こえてきます。
木々はゆれ、鳥は鳴き、水は流れ、そして人がいる。
二尊院の静寂はいくつもの音を呼び込み、私たちに届けてくれます。
寺院の由緒に心を満たされるとともに、麗らかなひとときをお過ごしください。
自然が奏でる音色に心が和むとき、
それは千二百年前から響いている音かもしれません。
お寺は決して難しい場所ではありません。
小倉山のふもと二尊院で、千二百年の静寂と出会う。