自分の感情の動きを知ることは劇的に自分を変えるきっかけになる

朝活か夕活で2時間ぐらい毎日ウォーキングしてるのですけど、去年は365日毎日やって、今年は毎日ではないけど続けています。

やっていると自分の心の動きが見えてきて、客観的に見られるようになったのです。

するとなんでなのだろうかという疑問が出てきて、調べまくってたどり着いたのがリチャードデビッドソンさんというマインドフルネスとも関わる脳科学者。

その本が超面白いのでご紹介。

テーマとしては、なぜかいつもニコニコしている人とか、なぜかいつもイライラしている人などいる。

どの人にとってもいいこともあれば悪いこともあるはずなのに、いつもニコニコイライラって不思議なことです。

この摩訶不思議な状況を作り上げているのは、「感情スタイル」というもので、人の日常はこれに左右されるのだそうです。

そして自分の感情の動きも知ることは、そんな無意識にやっていることをコントロールできることにもつながるのだ。

実に興味深い。

今回はこんなテーマで書いていこうと思います。

感情スタイル

人は、状況状況において様々な感情が表面に表れます。

例えば、ケーキを食べる。

花を貰う。

すると人はこれに反応します。

嬉しいとか、趣味が違うとか。

しかし、この一時的感情は、あっという間に消え去ります。

一方、あとあと引きずるように一日中まとわりつくのが気分

いい感情であれば一日がハッピーだが、マイナスの感情なら一日が重くなる。これが気分。

そしていつの間にか、感情や気分が体に染み付いてしまい、イライラニコニコの感情スタイルとなって表に出たままになってしまうのだ。

なるほど。

人は6つの感情スタイルがある

最新の脳科学の分野では感情スタイルには6つのパターンがあるとわかっている。

①気持ちを切り替える回復力

あなたは周りから総スカンになっても歩いて行けますか?

それとも耐えられない人でしょうか?

②前向きな自分を保つ展望力

イメージした通りにことが進まなくても耐えられますか?

それとも言い訳をしたり、悲観的になる人ですか?

③人と共感する社会的直感力

話していて、その人の身振り手振りから察することができる人ですか?

それともオロオロしてしまう人ですか?

④自分と向き合う自己認識力

あなたは自分ことをどれぐらいわかっていますか?自分がどうしてそんなことをしているのか理解できてますか?

それとも誰かから言われないと気がつかない人ですか?

⑤周りの空気を読む力

実際、あなたはどれだけ周囲に敏感でしょうか?KYでしょうか?

⑥集中する注意力。

周囲が雑然とした中でも集中できますか?

この6つのスタイルには個人差があり、そのバランスによってその人をかたち作っている。

朝の自宅での言い合いが一日中引きずる人もいれば、さっさと忘れる人もいるという具合です。

そんなあなたはどのパターンでしょう?

私は気まぐれだという人は自己認識力が低く、注意力も低い人。

我慢強いという人は自己認識力が高く、空気を読む力も高い人。つまり刻々と状況が変化することをわかっている人は我慢強い。

照れ屋だという人は回復力が遅く、空気を読む力が低い人。この人は状況に敏感でないから内気な部分と警戒心が拡大してしまう状態。

心配性な人は、自己認識力が高いけれど、回復力が遅く、後ろ向きな展望力を持ち、注意力が散漫。

ポジティブな人は、回復力、展望力ともに高い人。

絶望してる人は回復力が遅く、後ろ向きの展望力が高い人。

脳のパターンを知ることはとても大事なようだ

これまで、脳の研究では脳は変わらないと思われてきたのですが、それは間違いであることがわかってきた。

脳の構造的にも機能的にもものすごい可能性を秘めているものであり、使えば使うほどその人に合った脳になってくれるのです。

例えば、人はいつからでもどこからでも学習します。

もちろん程度の差はありますが、やれば変わるのです。

あなたが何かを考えただけで、脳が変化し、大きくなったり小さくなったり、脳と脳の配線が太くなったり細くなったり、伝達物質の量が変わったりするのです。

最後に

いかがでしたでしょうか?我々、まだまだ可能性を秘めていそうですよね。

感情とは自分の脳のクセみたいなもので、修正も可能である。

だから、自分の感情の傾向を客観的に見ることができれば、対策を打てるし改善もできるのだ。

そういう意味で、自分を見つめる時間としてマインドフルネスは有効だよという流れにつながります。

僕の場合は、ウォーキング中にこの体験を毎日感じて経験していたからとても腹落ちしたのです。

是非、皆さんも少しでもいいので、自分の感情を客観的に見る行動を重ねれば、何か素敵なことが起こるかも知れませんね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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