3月30日は親父の命日であり、
3月31日は自分の誕生日であり、
4月1日は両親の結婚記念日であり、
4月2日は祖母の命日。
なかなか複雑な因縁めいた日が続くのだけども、生きているのは自分だけ。
もやっとしたので、少し内省してみました。
僕はテレビの仕事は20年以上してきて嫌いでもなく、好きだし、まだ業界に関わっていきたいなぁとも思っている。
社労士は約10年。石の上にも〜年という話では、まあ、やってきたのかなと。
ただ、最近いろいろな人に会って思いが弱い。なんとなくやっているなぁとも振り返って思います。
概して世間は社労士ですねんというと、狭いイメージで枠を作ってしまうけれども、もっと未来志向で可能性をもった仕事だと考えています。人に関する有数の国家資格としてもっと広く社会と関わるべきかと考えています。
労働基準監督署や労働局の均等室で、人の可能性を潰している現場を10年弱見てきて、これじゃーだめだということを痛感しています。
資金力のある大企業なら、問題に対応してくれるような人を雇ったり、コンサルティングもしてもらうこともできるだろう。
しかし、本当に必要なのは、社労士が普段関わる中小零細のはず。
でも、なかなか日本人は自分の会社をクローズしててオープンにしない。
オープンにしないから、密室でハラスメントやいじめがおこり崩壊する倒産するのだと思うのです。
もっと、社労士活用してくれたらいいのに。
助成金だけでなく、単に職場のルール作りだけでなく、人と人との関わりを円滑にすることこそ必要なんだと僕は思います。
この写真は9.11直後のニューヨーク。
真ん中にあるのがワールドトレードセンターが崩れたところ。
それまで日本も海外も相当数訪問していて、たまたま初めて訪れたアメリカで遭遇したのは、これも因縁めいているなぁと思っていて、ここから社会から争いをなくしたい、人の可能性を高めて協力しあえるような社会にしたいという今やっていることの動機となっているのです。
まあ、普段は月日とともに忘れることもあるのですけれど、誕生日前後にでも内省する機会を今後も設けて、初心をわすれないようにしたいと思います。