今回は哲学的お題です。
生きるってなんでしょうか?
多忙な日常では忘れてしまいそうなテーマですけど、なんか大事なような気がします。
それでは考えていきましょう。
コンテンツ
僕らはみんな生きているがなぜだかは分からない
僕らはみんな生きている。
そんな歌がありました。
それにしても、どうして僕らは生きているのでしょう?
生きるって何なのでしょうか?
考えたことあります?
なぜ生きるか?
そんなこと考える間があったら勉強しろ、仕事しろ。
そんな言葉が飛んできます。
しかし、これは大事なこと。
生きてる意味がわかれば勉強も仕事も、もっと力が入るはず。
でも、そんなことはいいからとにかく生きているという現実があるのです。
ところで意味もわからないことに頑張れますか?
考えることこそ大事ではないかと私は思います。
それにしても「生きる」ということ。
考えれば考えるほど、よくわからないので、犬や猫を観察してみました。
すると、遊んだり寝転んだりとする様子に、「生きるとは全身で楽しむことなんじゃないか」と思えてきました。
生きることは自分を大切にすること
また、犬や猫を眺めています。
すると、自分を一生懸命毛づくろいをしたりケアしています。
「生きることは、自分を大切にすること」とも言えるのかもしれません。
全身で楽しみ、自分を大切にする。
これでも十分幸せなような気も眺めていて思います。
つまり、自分自身のことだとわからないけれど、置き換えて眺めてみるというのがヒントになるような気がします。
ただ、犬や猫と違って人間の方が多少複雑なような気がしますけどね。
生きることは自分を認めてあげること
人間の場合は少々脳が発達していて、考えすぎてしまいます。
あれしなきゃこれしなきゃという具合。
みなさんにも記憶があることでしょう。
しかし、動物という基本ラインは同じなので、単純なはずなのです。
難しいことは置いておいて、「自分を愛することこそ本質的な幸せ」ではないでしょうか?
私たちはついつい、比較して、自分はダメだと思ってしまいます。
周りを見渡して、すごいすごいと驚くばかりで自分のことには気づいていない見えていない。
今、あなたは目が見えています。
耳が聞こえています。
呼吸できています。
手足が動きます。
あなたは素晴らしいのです。
このように、「自分に気づき自分を認めてあげる」ということはとても大事なことだと思うのです。
思い出しましょう。
犬や猫はどうしてました?
全身を舐めて自分を認めていた。
優秀であるはずの人のほとんどが自分を認めることができていないのです。
生きることは自然の中でこそ感じられる
どうして人は自分のことを認めれれないのか?
一つには、社会構造の変化でマンションやオフィスビルに生きる生活は自然との分断となっていて、故郷を離れて誰も知らない場所で暮らすことは血縁関係の分断となっていることが大きいと言えると思います。
自然に囲まれ、血縁関係にも囲まれた生活は人間に安心感をもたらしていました。
我々はお祭りで、自然からの恵みに感謝し、食べ物を祭壇にまず捧げ、自分の頭より上にうやうやしく掲げて「頂きます」と初めて口にしてきた。
生きているものを殺し、いただく。
作物を種から撒き、収穫する。
全ての過程を目にしていたからこその感謝がそこにはあった。
自然も血縁も全てぶった切ったのが現代であり、加工食品や育ってきた過程も知らない人に囲まれ、繋がりという感覚がどうしても希薄になってしまうのである。
そして、つながりがない水面に浮かぶ木の葉のごとく不安定に生きているのが我々なのだ。
生きることは全てと繋がっていると考えること
生きるとは、あらゆるものが自然とか宇宙の仕組みの一部だと認識することから始まるのではないだろうか?
単なる「個」ではなく、大宇宙のつながりの中での「個」なのだ。
地球が生まれて45億。
その地球にしても大宇宙の一部なのだ。
つながりの中で存在している。
我々ひとりひとりには意味があるのである。
このように考えれば、傷つけあったり、騙したりするのは、自然に逆らうことであり、自らを傷つけることもまた自然に逆らうことになる。
結局生きることは楽しむこと
人の遺伝子の寿命は100万年と言われています。
肉体は滅びても遺伝子は受け継がれていくのです。
このことだけを考えても、私たちは繋がっているのです。
人類と、自然と宇宙で繋がっている。
そして、結局のところ、他の生き物がしているようにただ楽しんで生きればいいのだ。
これが結論。
まとめ
難しく生きるについて考えていけば、人の数だけ価値観がある。
誰彼に聞いたところで、所詮人の生き方を聞いているに過ぎないのだと私は思います。
外に聞かず、内に聞く。
インナーボイスのアンテナの感度をあげておくということが大事です。
思ったこと感じたことあれば、またコメントよろしくお願いします。