滋賀に住んでいると、とんでもないスゴい発見に気づくことがあります。
ボーッと生きてたら気づかないことだらけ。
幸いにも、最近少しづつ分かってきたような気がしてます。
今回は日吉大社摂社の唐崎神社をご紹介したいと思います。
唐崎神社 基本情報
- 神社名 日吉大社摂社 唐崎神社
- 創建 697年
- ご祭神 女別当命(わけすきひめのみこと)
- 住所 滋賀県大津市唐崎1-7-1
- 駐車場 徒歩5分の所に公園の駐車場がありますのでそちらを利用しましょう
- ウエブサイト http://hiyoshitaisha.jp/karasaki/
唐崎神社 地図とアクセス
場所は最寄り駅がJR湖西線の唐崎駅から徒歩20分。車か、JRかが便利です。
唐崎神社 ご由緒
ウエブサイトより引用
日吉大社で代々神職を務められた家の先祖である、琴御館宇志丸という方がこの地に居住され、「唐崎」と名付けられました。
この頃、天智天皇が奈良の三輪山から大己貴神を大津にご勧請された際に、琵琶湖を渡り、この唐崎の地に降り立ったとされており、日吉大社西本宮のご鎮座に大変縁のある場所です。ご祭神女別当命は琴御館宇志の御妻君であり、持統天皇の御代697年に創建されたと伝えられています。
唐崎神社 みたらし祭り当日の様子
御手洗祭りといえば、京都の下鴨神社が有名ですが、2020年はコロナウイルスの影響で、京都の方は一般の方を交えてのお祭りは中止になりました。
しかし、滋賀県の唐崎神社では無事開催されたのです。
その昔は平安京を護る7つの祓い所があったそうで、その一つが下鴨神社であり、この唐崎神社でなのでした。
やってきました唐崎神社。
当日は曇り。
大昔から信州の方から木を運んでいたとの記述。
途方もない時間と労力がかかったことでしょうね。
こういう案内板はありがたいものです。
神事がはじまると雨がパラパラ。
琵琶湖沿いにあり、水の神様でもあるので、この演出さすがです。
神主さんが3名、巫女さん1名が拝殿で祭祀を行われておりました。
こちらは松が有名で、今あるのは三代目。
金沢の兼六園にも、ここから分けられたものが唐崎の松として、いまも生きてます。
こちらが現在の松。
以前見たときよりも弱っている印象でした。
昔はもっと枝ぶりが良かったのですが、随分と寂しいものになってます。
社殿正面になります。
普段置いてませんので珍しいものは気になります。
拝殿での神事が終わると、神主さん先頭で茅の輪くぐりをします。
この言葉を唱えながら参加者は列になってまわっていきます。
そして、湖上には願い事を書いたものが並べられます。
社殿の方に戻ると、巫女さんの舞いがあり、神に捧げられたもの茹でたお湯を笹の葉で撒き散らし、それにかかるとご利益があるそうで、また、コップに入れて配られしっかりと、清められてまいりました。
そして山伏登場。
神社と山伏。どういう流れで組み合わさったのでしょうか。
もともと、山伏というのは民間信仰であり、僧侶というのが昔はよほどでなければなれないものだったので、自発的になっていったと、いくつか読んだ本にはありました。
そして忘れないでいただきたいのはみたらし団子。
神社前にあるお店がおいしいものを食べさせてくれますので、ぜひお試し下さい。
もう一本いかがでしょうか?
近くにはこんなところもあります
ちなみに書いているのはこんな人物です。