あなたはアラン・ワッツという思想家、哲学者をご存知でしょうか?
60年代と言えばアメリカはベトナム戦争に関わっていた頃。
そんな空気の中で、当時の反戦的な世論を牽引していたのが彼だったのです。
それではご紹介しよう。
アラン・ワッツの経歴
イギリス出身で、7歳から寄宿生活し、t10代半ばから中国や日本の文化に関心を抱く。
17歳で社会に出て、19歳で禅の本を出版。20代前半にアメリカに移住し牧師となる。
6年牧師をしたあと、さっぱりと退き、サンフランシスコに移住。
アジア研究院アメリカンアカデミーのスタッフ兼理事長として講演活動。
42歳でアカデミーをやめて、以後はフリーライター、講師、キャスター、哲学的エンターテイナーとして活動
1973年に亡くなる。
サンフランシスコに流れる東洋思想
西海岸は日本人の移民も多く、東洋の知識も入れやすかった、そこで
アラン・ワッツは禅を教えていたが、そのクラスに学びに来ていたのが、
エサレン研究所の創立者マイケル・マーフィーとリチャード・プライス。
エサレン研究所と言えば、ステイーブジョブズ、ビル・ゲイツにも与えた場所で
アメリカ一流の心理学者や哲学者が教師として参加。欲求5段階説のマズローも来ていた。
アラン・ワッツは、今のアップルなど自由な発想の源泉となる種を撒いたような人なわけだ。
ワッツを知ることは、アップルやウインドウズに繋がる
僕も、このことを知って、エサレン研究所も行き、サンフランシスコ、シリコンバレー、スタンフォードも見て知りたかったし、感じたかったのだ。
アラン・ワッツの言葉、ジョブズの言葉、エサレン、西海岸各所と点と点を繋いでいくとなるほどなと腑に落ちるところがあった。
アラン・ワッツを感じてみよう
これは僕が2年間やりたいと思っていた、アラン・ワッツの言葉に僕の写真や映像を合わせたものです。
西海岸のエサレンからみた海もかなり雰囲気が伝わるのではないでしょうか?
何か伝われば幸いです。