京都大原は僕の自宅から30分。
ひと山越えたところにあって、大原の人も買い物なんか滋賀に来ることも多く、もちろんこちらからも行く。
NHKの番組で、イギリス人女性のベニシアさんが大原でハーブやガーデニングをして暮らす様子が放映されていたが、町全体がほんわかとした優しさに包まれたところなのだ。
大原三千院なんかの名刹もあり、観光の人も少なくない。
しかし、食べ物やさんがないのが困ったところなのだけれど、僕がいつも通れば立ち寄るお店をご紹介したい。
素朴な卵かけご飯が名物。
「はんじ」。
インコ好きのおばあちゃんがやってるお店だ。
この回転灯がついてたらやってるし、つてなかったら休み。
体調が悪いときとかは無理して開けないと言ってたから、やってないときは諦めよう。
僕はこういうお店が大好きなのです。
柱時計がどことなく懐かしく、店内もレトロなポスターなんか貼ってあって雰囲気がいい。
今日なんか石油ストーブがついてて、ヤカンなんか乗ってて、湯気がパーッと出てる様子見て、それだけで癒やされてしまいました。
メニューはこんな感じ。
これは定食750円。
うどんのセットだとご飯が大で1000円。
時期によって小皿で出してくれるのは変わるのだけれど、今日は鹿の燻製。絶品だった。
小皿もいろいろあって、おふくろの味。体に染みますよー。
そして自慢の卵。
ひと味違います。
粘り気がしっかりしていて是非味わって欲しい。