今日はストレングス・ファインダーの生みの親、ギャラップ社の元会長でもあるドンクリフトン博士の誕生日。
生きていれば95歳。今回はそんなドンクリフトンについて書いてみたいと思います。
経歴
924年アメリカネブラスカ州生まれ。
地元のネブラスカ大学に入学数学と教育心理学の学位を取得。
第二次世界大戦に空軍として従軍し航空活動において英雄的行為、
もしくは格別の功績があった者」に対して与えられる勲章である殊勲飛行十字章を得る。
従来の心理学に疑問
終戦後はネブラスカ大学で心理学を教え、
20代の頃心理学について、
いつも人の不安などネガテイブ面ばかり論じていることに疑問を抱く。
従来とは逆の「ポジティブ」な方向で以来50年以上人をインタビュー。
その総数は数百万に及びました。
最初に気づいたのは
「人は他の人との関わりで、感情って上がったり、下がったりするけれど、
その積み重なりが、きっと人生に影響与えるよね」ということであった。
ポジテイブ心理学誕生
1990年代になってアメリカ人のセリグマン博士が
個人や社会を繁栄させるような強みや長所を研究する心理学の一分野である、
ポジティブ心理学を創設。
精神疾患を治すことよりも、
通常の人生をより充実したものにするための研究をはじめる。
そこで、同学会は以前から研究していたクリフトンに
ポジティブ心理学の祖父、強みの心理学の父という称号を贈ることになる。
バケツとひしゃくの理論
クリフトン博士の持論はこのようなものです。
・「人はだれでも心にバケツを持っている。
他人に何かを言われたり、されたりする度に、
このバケツの水は増えたり減ったりする。
バケツの水がいっぱいの時は気分がいい。
バケツが空になった時、気分は最悪だ。」
・「ひしゃくを使って誰かのバケツに水を注ぐ行為
→相手が明るくなるようなことを言ったりすれば、
自分のバケツに水がたまる。
しかし、ひしゃくで相手のバケツの水を汲み出せば
→相手を傷つけるようなことを言ったりすれば、自分のバケツの水も減る。」
ストレングス・ファインダー誕生
クリフトン博士の50年にも及ぶ研究と200万人を超えるインタビューをもとに、
1998年ストレングス・ファインダー完成。
2004年博士に敬意を示し、クリフトンストレングス・ファインダーと改名。
現在、全世界で約200万人以上が受検。
博士の長年の研究の成果により、他の追随を許さない測定ツールとなっている。
まとめ
第二次世界大戦の英雄ドナルドクリフトン。
50年も研究してくれた成果を使わせてもらえるのがありがたいですね。
バケツとひしゃくの理論なんてもっと知って欲しいと思います。
周りのかたにも是非ストレングスファインダー教えてあげてくださいね。
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