青々とした葉が美しい季節、オンラインで仕事に勉強が増えているとはいえ、人は自然のものですから野外に出て遊びたいと思うものです。
しかし、水辺には様々な虫や生き物が我々を待ち構えています。
今回は、その中から「ヤマビル」についてご紹介し、その対策などについても書いていきたいと思います。
ヤマビル 基本情報
- 名前 ヤマビル(山蛭)
- 生息地 水辺の湿潤な場所
- 長さ 25-35 ミリで伸び縮みが激しい
- 行動 晴天時には地上の落葉の下などに潜伏してじっとしているが、大型動物が接近すると表に出て、あるいは草に登って体を長く伸ばして直立し、その先端をあちこち振り回すように動かす。
- 吸血時 先端側の吸盤にある口の中の顎によって皮膚を食い破り、血液凝固を阻害するヒルジンという成分を注入する。約1時間で満腹になるまで吸血するが、その間に水分を排出し、その成分を濃縮する。吸われている側は吸血されていることに気づきにくい
- 噛まれた後 咬まれてもヒルの唾液には麻酔成分が含まれるため、痛みはそれほど感じない
ヤマビルの傾向
年間300日ぐらいは山に行くが、普段はヒルには遭遇しない。
ハイキング程度では今まで遭遇したことはない。
川沿いというのがキーポイントで、かなりの湿気も危険だろう。
スニーカー程度の靴では潜り込んで靴下の中に入り込み血を吸い出す。
僕はお腹付近まで登られて血を吸われたが、出血してきて気がついたものの、それまでは全く気がつかなかった。
地面を見ると、1センチくらいのヤマビルが、直立して群れをなしていることもある。
とにかく不快なので、このサイトをよく読んで対策をしていただきたい。
ヤマビル対策
皮膚に付いた場合は吸い付いているので取れないので非常に不快。
アルコールが効果的で近づけただけでも落ちる。
そのほか、今までやったのはライターの火を近づけたり、塩や塩分濃度の高い液体や食酢のような酸性の液体をかけることも効果がある。
食塩水を含ませた布を首に巻くという予防法もある。
市販のヤマビル撃退用品 おすすめ
ヤマビル対策には色々商品がありますが、今まで使った経験からオススメを載せておきます。
ヤマビルは追ってくるので大変気持ち悪い。
そこでこいつをぶっかけて、撃滅することができる。
上のスプレーが攻撃で、こちらが防御。
ヤマビルは今までの経験上地面から這い上がってくる。
それを防ぐにはくつにこいつをかけまくり、ズボンの裾もかけておくと避けられる率が高まる。
服装アドバイス
可能な限り、しっかりした登山靴か長靴を履くといいでしょう。
ズボンの裾が長い丈で足首が見えないものを選んで履いておくこと。
靴下は網目の細かいぶ厚めがベター。
ズボンの裾から侵入しないようにスパッツをつけることも効果的。
最後に
自然から離れているとなかなか気がつかないものですが、自然には注意すべきものがいっぱいです。
遊びに行く前には、下調べを必ずしていきましょう。
何回もヒルにやられて、そのたびにまた忘れていたという自分の苦い経験を生かしていただきたいと書いてみました。