絶対にやめられるタバコのやめ方 最終版

 

 

 

昔、取材でアルコール依存症の人たちの密着をやったことがあるけれど、依存症というのは質が悪く、脳に快楽が刷り込まれているから手放すというのは相当大変なもの。

それを知っているだけにまあいいかと僕自身もタバコをなかなかやめられずに20歳から20年以上吸い続けてしまった。

これを書いている今月でタバコを止めて4年になるが、どうやめたのかその秘策とは

タバコのきっかけ

タバコのきっかけはすごく曖昧で覚えてもいないけれど、大学に入ると、ほとんどの男は吸っていたように思う。

第一、電車の中にも灰皿があったし、駅のホーム、駅のトイレ、公園には一斗缶を半分に切ったような灰皿があり、飲食店、喫茶店などどこもかしこもどうぞタバコを吸ってくださいなという雰囲気。

駅の広告、電車広告、テレビCMにもこれでもかと宣伝されていた。

決定的なのがその値段の安さ、僕の大学当時マイルドセブンが驚愕の220円。

タバコをやめる理由

テレビの世界に仕事で入って、テレビ局の中も報道フロアにしてもどこでも吸えた。

外に出てもタレントもタバコ吸うし、一緒に吸うことが次どうするかの打ち合わせをしているようなところがあった。

だから、たまに咳き込むことはあっても、コミュニケーションツール的な面もあるので、やめる理由がどこにもなかったのだ。

禁煙グッズ

それでも、仲間うちで禁煙を始める人が出てくると、「男が一度始めたものを途中でやめるのか!」と言いつつ、禁煙をしてみようということもある。

飴を舐めておけばいい、ガムを噛んでおけばいい、禁煙パイポ、禁煙セラピーという本。

禁煙セラピーの本でやめたというひとも結構いて僕も効くかと思いきや、面倒くさくて最後はタバコに戻るのです。

禁煙失敗1回目。

なんせ、長距離のロケ車の運転、ロケの待ち時間、喫茶店の打ち合わせ、ずっとタバコがそばにあり、タバコとコーヒーがあればなんとかなるぐらい依存していたので、代用品ではなんの意味もありません。

医者に癌と言われたら?

本格的にやめようと思ったのは、父親がガンになったからで、同席したその場の医者からの説明で、ガンになったのはタバコとの因果関係が大きいと言われているのを見ていて、「これからも俺は吸い続ける!」ということをそこで宣言できなかった。

その後、父親の介護や、痛そうなのを見ていると、つらくてまたタバコを握りしめている生活に逆戻り。

禁煙失敗2回目。

同じ過ちを繰り返すのか?

父親が亡くなり、このままタバコを吸うということは、同じ過ちにもつながる。

そのように考えて、ネオシーダという史上最強にまずい指定医薬品のタバコを投入!

なんとかやめれないかと試してみるも、ニコチンが入っているので、逆においしく感じてしまい失敗。

禁煙失敗3回目。

禁煙外来の門をたたく

三度目の禁煙も失敗し、万策尽きたかに思っていた。

しかし、神はまだ見離さない。

禁煙外来がいいかもという話を聞いたのだ。

当時、禁煙外来というのはまだメジャーではなかったので、病院に行くという発想さえなかった。

依存症患者となった

禁煙外来で保険が適用になるには以下の条件がある。

・ニコチン依存症の判定テストが5点以上

35歳以上の者については、1日の喫煙本数に喫煙年数を掛けた数が200以上であるものであること。

ただちに禁煙を始めたいと思っている

禁煙治療を受けることを文書で同意している

しかし、過去一年以内に、禁煙外来にきたけれど失敗してしまったという人は要注意。そのへんは医師と相談するといいだろう。

そして、依存症患者となったわけだ。落ちるところまで落ちた。

底にいるならあとは登るだけ。

そう決意して治療に向き合ったのだ。

そして僕は自由になる

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チャンピックス。これが僕が卒煙するための最終兵器だった。

これは、医師曰く、ニコチンを摂取したい吸いたいと思わせるものに蓋をするのだそうだ。

薬の飲み始めの数日もタバコを吸うことができるし、楽に入っていける素晴らしい治療。

結果的に、12週間で5回の医師の診察を受けるが、コーチングのように向き合って励ましてくれる人がいると人は頑張れる。そして、12週目の5月に僕は20年以上依存していたタバコに別れを告げて自由になったのだ。

 

まとめ

今、タバコを吸っている人で、やめたいという人は是非禁煙外来に行ってほしい。

最後に行かずに、最初に行く。これがベストな選択肢だと思います。