司馬遼太郎と言えば、「竜馬がゆく」。
私は大のファンなのですが、今年になってまた読み直しをしています。
そして、これを大阪で書いていたと聞いて、一度行ってみたいと思っていました。
司馬遼太郎は、かつての土佐藩の大阪藩邸の蔵屋敷があったアパートで執筆をしていたそう。
藩邸のあった場所は稲荷神社として今も残っています。
お稲荷さんと言えば京都の伏見稲荷。
稲荷神社のご利益は五穀豊穣。
大阪の地でしっかり稼いで、土佐を豊かにしようという思いがあったのですね。
訪問は11月上旬。
七五三で賑わっておりましたよ。
行って気づいたのですけど、この地は岩崎弥太郎が三菱を起こした発祥の地でもあるのです。
とても信仰に厚い方だったそうです。
三菱のマーク。
土佐藩の家紋と岩崎家の家紋を組み合わせたもの。
弥太郎は甲斐の武田の末裔で、土佐に流れてきた。
それで菱を使っているとか。
坂本龍馬も岩崎弥太郎も歩いたこの地。
ある意味私的にパワースポットでした。
また来てみたいと思います。