週末、参加している勉強会のメンバーと共に業績を伸ばしているデイサービスの会社を見学。
まず一歩足を踏み入れるとおじいちゃんおばあちゃんがいて、本の音読や簡単な算数の計算などをやっていた。
言われないと気づかなかったけれど、おじいちゃんおばあちゃんは認知症だそうで、話がつながらなかったりするが、ここは簡単な読み書きや計算を通じて認知症を少しでも改善させようという取り組みをしている。
学習療法という取り組みで、早くやればやるほど認知症になるのが遅くなるそうだ。
そう言えば、ぼくの祖母が90歳までパンの先生をやっていたが、新聞を声に出して読んだり計算をやっていたのを思い出した。
https://www.kumon-lt.co.jp/a_gakushuryoho_no_ohanashi
(学習療法についてのリンク)
今、どの会社も人が足りなくて困っている。
リーマンショックの時とはえらい違いだ。
この会社も、一時は大変でピンチな時があったそうで、中核メンバーが毎月順番に5人辞めていき、施設の運営がまわらない状態だったとか。
そこからどう改善させていったか。
ここから本題。
人間は基本的に怠けたい生き物なので、なんでも後回しになりがち。
知らず知らずのうちに会社であれば廃業への道へ進んで行く。
10年で9割が消えていくのも頷ける。
ここのやり方は、スタッフの胸の底にある想いの掘り起こしであった。
忙しくなると、みんないっぱいいっぱいになるもので、関係性が悪くなるものだけれど、
半年ほどかけてじわじわとやるうちに、これは本気だと活発な意志の交換が行われ、
企業の使命とビジョン、そして行動指針21条を作り上げるに至る。
そして、上司であろうが、社長であろうが行動指針に従ってどうだと判断されるという仕組みにし、一番重いのはみんなで作ったその経営理念。
よくあるような、一方通行の常識は通用しない。
さらに、評価制度もなんとなくから、経営理念をベースに各人ごとに目標を設定したものとなり、スタッフが主体的になっていったそうだ。
僕は役所勤務の時からいろいろな会社を見てきたけれど、仕組み作りがキモのように考えてます。
しっかりとした骨のように整えていけばいいのだけれど、数多くの会社は仕組みが超適当だったりするのが問題だったりする。
一般の人もそうだけれど、なんとなくというのが結局は損。
仕組みづくりが大事。そう確信させてくれた勉強会でした。
着想✕自己確信✕最上志向✕戦略性✕学習欲がベースにあるコーチのブログ。
マスコミにいたので、いろいろなことに興味があっていろいろ書いているのがこのブログの特徴です。
いろいろなことを考察し事上磨練を意識して生きてます。
よかったらまた遊びに来てくださいね。
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