去年は、近畿中心に50ほど神社参拝させていただいた。
僕は寺で言えば、四国八十八ヶ所は1度、西国三十三ヶ所は7度満願している。
寺も神社も一緒だろうと、神社はもういいやと思っていたら、意外と奥が深い。
さらに、昨年はいいことばかり起こるので、これはいっちょ今年もやろうと意気込んでおります。
しかし、去年と同じでは面白くもなんともない。
近畿中心ではあるが、少し遠出もしてみようというのが今年の作戦だ。
やってきたのは福井県敦賀市。
生憎の天候でしたが新年早々に行ってまいりました。
敦賀は江戸時代、敦賀藩一万石があったところ。
お隣の越前福井藩三十二万石と比べると小さいですけど、海も山もあり、バランスがとてもいいところ。
まず見えますのが大鳥居。
翼を広げたような格好がとても素敵。
大きなもので、戦前は国宝だったのだそうだ。
こちらは「気」という言葉が神社名であるだけに、「気」を高めてくれそうな場所のような気がする。
するというだけで、高めてくれるとは言っていないので、そこらへんはご自身で確かめて感じてもらうのが一番。
「気」の字はもともと「氣」から来ているそうで、戦争前の名残がこの石柱に刻まれている。
日本人の精神はお米から生じるということなのでしょうか。
大鳥居をくぐると最初に見えますのは猿田彦。
道を開く神様だと言われています。
伊勢神宮の一番近くにも猿田彦が祀られていますよ。お好きな方は調べてみてくださいね。
1755年というのは、フランスの王妃マリーアントワネットの生まれた年。
明治維新の約百年前。
手と口を清める手水舎の柱には加賀や越前の信者の名前が彫られています。
最近の楽しみは、こんな印を見つけて昔の人と繋がることで、年号や刻まれた文字に興味津々。
弘化はまだ江戸時代の1848年あたり。
猿田彦がここに来てから百年後に建てられた石灯籠。
時空をさかのぼったりする感覚がとても好きです。
この木、根元がすごい。
パワーを感じますね。
そしていざ、中へ。
いつも思いますけど、空気が変わる感じがしますね。
脇にも大勢お祀りされてます。
拡大してご覧下さいませ。
参拝を終えると、日差しが。
どんよりとした雲から日差しを拝めるってありがたいなぁ。
伊勢神宮も勧請されてます。
ずらりと並んでます。美しい。
以前は、気にしていなかったのですけど、ある時気がついたのです。
お参りの数を増やせば、いい反応を感じるのです。
全然雰囲気変わりますよね。
どうぞ参考になさってくださいね。