かきつばたの季節です。
牡若と書いて「かきつばた」。
あやめとか菖蒲の仲間。
そのかきつばたが郡生している場所で有名なのが京都の大田神社。
上賀茂神社はなんども通うような馴染みのあるところなのですが、ここはその摂社。
でも、上賀茂神社より前からある。
どういうことなの?ということでご紹介していきます。
大田神社 基本情報
- 神社名 加茂別雷神社摂社 大田神社
- 創建 不詳 賀茂最古の社
- ご祭神 天細女命(アメノウズメノミコト)
- 住所 京都市北区上賀茂本山340番地
- 電話 075-781-0907
- 入場料 無料
- 駐車場 なし
- ウエブサイト https://m.facebook.com/otajinjya/?locale2=ja_JP
大田神社 地図とアクセス
地下鉄 北山下車 タクシー約5分
市バス 上賀茂神社前下車 徒歩約10分
大田神社 参拝レポート2020 初夏
当日の様子
やってきました上賀茂神社。
今回はこちらの末社、大田神社のレポート。
その大田は上賀茂神社から徒歩10分ほどのところにあります。
社家と言って、昔から上賀茂神社に仕える人々の家々が続く通り。
このあたりは町名から社家町だったりします。
説明もあるので、読みながら散策するのもいいでしょう。
そして到着。
隣に小さな公園がありまして、それでも結構にぎやか。
中を見ていきましょう。
境内まえに見えましたのは北大路魯山人生誕の碑。
美食の世界で超有名な人ですよね。
天然記念物に指定されているかきつばた。
資料によると、かきつばたは古代から咲き続けてきた花であり、古代に京都がまだ湖であった頃の面影を残す泥炭地であることから、昭和14年に指定されたとあります。
大田神社 御由緒
延喜式記載の古社であり、一名に恩多社とも云われる。
鎮座年代不詳なれど賀茂における最古社であり、上賀茂神社より古い。
賀茂県主族の移住以前より在住の農民から信仰されていたようである。
上賀茂神社が創建され、摂社となり今に至る。
ご祭神の天細女命は、神話の天岩戸開きの際、岩戸の前で神楽をされた神。
まずは本殿にご挨拶。
近所の人が子供さんを連れて参拝されているようでした。
境内には白髭、百大夫、鎮守、福徳、藤木のお社があります。
そしてお待ちかねのかきつばた。
例年は入場料を払えば、中で見学できるそうです。
あやめは花びらに網目の模様があり、かきつばたは網目の模様はなく花びらの付け根に一筋の線がある。
菖蒲は、花びらの中央が黄色くなっている。
花言葉は「幸運は必ず来る」。
まとめ
また日本の奥深さを感じられる場所に出会い感激でした。