いよいよ大河ドラマの「麒麟がくる」始まります。
明智光秀の居城坂本城のあった地元としては、とても興奮しています。
私も二つもボランティアに入って微力ながらお手伝いさせていただいております。
そんな坂本ですけど、毎日ウォーキングで行っている日吉大社をご紹介。
他にもいろいろ紹介されていますので、私が、いつも気持ちいいなと思っている周り方をお伝えしたいと思います。
明智光秀の居城があった坂本は、織田信長の命令で建てられました。
琵琶湖の対岸には安土城、そして、北に行けば秀吉の長浜城があり、長浜の対岸には大溝城と琵琶湖周辺を重要視していたことがよく分かります。
その一つ坂本には、古来から比叡山を山ごと信仰していました。
後に、延暦寺を創建する伝教大師最澄の家も、坂本にあり山を崇拝していたのでした。
この自然信仰が仏教伝来で建物が建てられるようになったのが、神社であり、坂本では日吉大社になっていくのです。
この日吉大社は信長軍により延暦寺焼き討ちで灰燼に帰していますので、今ある巨木も樹齢が最大で400年ほどになります。
明治時代までは、日吉大社も延暦寺の管理下にあり、お寺も神社も一緒にお祀りされていたようです。
それが廃仏毀釈で、寺院系が破壊され、残骸のような巨石が転がっています。
これに座って、瞑想などをして毎日心を整えています。
神社の中は、比叡山からの山水をコントロールして、水路がめぐらされ、清浄な空間となっています。
何せきれいな山の水が豊富。
それを利用した昔の人の土木技術の高さに驚かされます。
かつては108もの社があったのですが、いまは約半数。
ここの社は瀬織津姫はじめ、水の神様。四人で順番に役割があって完璧に、癒やしてくれるのだとか。
ここは見逃しがちですけど是非参拝してくださいね。
この根がまたスゴイ。
天に登る龍の尻尾みたいに見えます。毎日見てますけどスゴイので是非パワーをお持ち帰り下さい。
先程の川ですけど、大宮川と言って、聖なる川。ここでお祭りでお神輿担ぐ人は身体を清めます。
かつて延暦寺へ登る参道はここから続いていました。
全国的にも珍しい山王鳥居です。
社が多いですけど、ご自身で気持ちいいなぁと思うところだけどもいいと思います。
各、社にはこのように解説があるので助かります。
宇佐は九州の海とか航海安全の神さま。
延暦寺の僧が中国へ渡航するのに安全祈願したと言われています。
朝早く行くと、こういった光景にも出会えるかも。
何せ社が多いです。
この神さまは敦賀にある気比神宮から来てもらっているようです。
まあ来ていただいたらわかりますけど、土木技術のスゴさ半端ないです。
車もない昔。どうやって白山と日吉大社が繋がったのでしょうか?
昼間に来ると、太陽が、真上に来てしまうのですが、朝の光は幻想的です。
朝にお越しください。
ここから山に登っていけます。
30分弱で着きます。そこの大岩が信仰のはじまりだとか聞いています。
人間生活の守護神ってすごくないですか!?
そしてこの金ピカは樹下宮という女神さま。
女性なのできらびやかにしているのだとか。
きらびやか随一なので見てみてください。
猿田彦は道を切り開いてくれる神さま。オススメです。
時計回りにずっと参拝してきた感じです。
広大な敷地ですので、時間をとってゆっくりまわることをオススメいたします。