貴船神社は細長い神社でかなり歩きます。
歩くとなると、嫌だなぁと思う方もおられるかもしれませんがして、川と神社が相寄っているので、風景見たりと飽きがきません。
とても良い空間で、京都市内とはまた全然雰囲気が違いますよ。
それでは今回は中宮。
本宮と奥宮の間にあるお社です。
秋の京都なので人が途切れることはありません。
ご祭神はイワナガヒメ。
イワナガヒメと言えば絶世の美女のコノハナサクヤヒメの姉妹。
ニニギノミコトに一緒に嫁がせた女神。
しかし、容姿が醜かった為にひとり帰されるのです。
コノハナサクヤヒメは桜の様に華やかだが、桜のように咲き、桜のように散る。
その命は短命で限りあるもの。
イワナガヒメの容姿は醜いが、その命は岩のように長く栄える。
そして、この地で人々に自分の叶わなかった良縁を届けると決意し、私達を見守って下さっているのです。
人というものは見かけだけじゃないなぁと思います。
イワナガヒメの優しい心で満ち満ちている場所。
どうぞゆっくりお参りしましょう。
よく、お参りに来て、どうしていいか戸惑う人をお見かけします。
せっかく来てるのに、気を散らしてはもったいない。
しっかり準備して訪れましょう。
気というものの大事さを感じます。
桂の御神木というものは、少ないのではないかと思うのですが、非常に力強い感じがしますよね。
しっかりパワーチャージしていきましょう。
気を高めて、ご縁を結んで帰りましょうね。
和泉式部歌碑
何と昔の人は表現が豊かなこと。
思いませんか?
中宮の全体の雰囲気です。