鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス 辛抱は成功の秘訣

武田信玄、上杉謙信、織田信長と魅力的な人物は多いですが、最後に天下をとったのは家康です。その成功の秘訣は何だったのでしょうか?

戦国を終わらせた人と言えば家康公。幼い頃は今川織田と人質にとられ10代ほとんどを自由のない生活を送ります。

しかし、家康ほど本を読んだ人はいないと言われるくらい、耐える日々の中で学問を身につけていきます。

運命を大きく変えたのは、当時最強と言われた今川家25000の兵が数千の織田信長に破られた事。

今川にとらわれていた家康は、それを知るや一目散に故郷の岡崎に帰還します。

その後東は北条、北は武田、西は織田に囲まれた日々のですが、そこは20年も耐えた家康。

敵の敵は味方とばかりに、武田なら上杉と結ぶなど以後徳川家康の得意とする外交手法で難局を乗り切ります。

小牧長久手の合戦で武田に木っ端微塵にされるも、逃げ帰った自分の姿を絵に描かせて生涯の発憤とします。

そうやって強い敵にも耐えて耐えて耐え続けていると、信玄も謙信も信長も秀吉も先に死んでいく。

こうして天下統一を果たしていくのです。家康のすごさは、メンタルの強さ。

慎重。

運が強い。

読書家。

機敏であることなどがあると思います。

私は昔は秀吉派だったのですが、今やすっかり家康のすごさに魅了されています。生きるヒントが色々ある本でした。

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