熊川宿は秀吉の可愛がっていた浅野長政が設けた場所。
平安京の頃から、海のない都まで日本海の海産物などを運ぶルートとなってきた鯖街道の中心的な宿場です。
Kumagawa-juku has a street of houses and stores with a total length of around 1km, and leaves one with the feeling of an Edo-period town.
町並みが雰囲気最高。
タイムスリップした感じがします。
映画「殿利息でござる」のような、義民の話は感動。
16歳の庄屋が9年お上に嘆願し続けたのですが、無視されるも江戸にいる藩主の耳にも届き年貢も改められたというもの。
しかし、この松木さんは28歳の時に磔にされ殺されてしまいます。(この内容が書かれている場所で殺されたのだとか)
村を守るという責任感やリーダーシップに心が打たれました。
昭和になり、かつての小浜藩の年貢米を入れる12もの蔵があった場所を松木さんを偲ぶ神社として整備。
代々想いは受け継がれ、今も人々はあの時の事を忘れてはいないのです。
その他、近江商人の伊藤忠の二代目社長の生家もあります。
ちなみに道の駅があるのですが、食べ物屋さんは少ないので、お弁当もって散策するのが良いでしょう。