2018年、日本の人口が昨年に比べて37万人減少したのだそうだ。
単に数字だけ聞けば、自分がいる大津市の人口がまるまるいなくなる感じに捉えてしまいます。
世の中のエラい人たちって少子化少子化って叫んでますけど、本当はどうなんだろうか?
日本の人口をさかのぼって調べてみました。
早速ご紹介しよう。
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人口が減る減ると騒いでいるがどうなんだ?
毎年毎年人口減少のスピードが加速するとかしないとか不安を呼び起こす話を耳にする。
年金が破綻するとかのあの話だ。
人口減る減ると騒いでいるけれどどうなんだろうかと思って調べだしたのが今回の記事。
調べていくと、日本の歴史から眺めれば、全然驚くことでも何でもない事に気がついた。
それよりも調べて驚くのは、鎌倉時代の人口が700万人程度だということが、どうして分かるのかのほう。
シリコンバレーの企業に入社する試験問題でも、そんな感じのがありそうだ。
歴史上の人口の変遷
内閣府のサイト
https://www8.cao.go.jp/shoushi/shoushika/whitepaper/measures/w-2005/17webgaiyoh/html/hg110300.html
上のデータによると人口は
室町時代約800万人
江戸時代約1200万人
明治になると約3000万人
ということがわかります。
鎖国しながら従来の農業中心で国を回したとすれば日本の自然な人口と言えばこの3000万人が妥当なのかもしれません。
ちなみに先日、奈良県に飛鳥時代とか奈良時代の歴史を調べに行ったところ、そのあたりの年代では、日本の人口はおよそ400万人ほどだったということでした。
死亡原因の変遷
色々調べてみると、これだけ人口が増えたのは、1にも2にも上下水道の整備のお陰。
昔の死亡原因の第一位は「腸炎」で、不潔な水のお陰で短命だったとか。
産業革命で人手不足
明治時代に入って産業が盛んになると、国と国との争いも世界規模になる。
工業も戦争も人がどれだけいるかで決まる面もあるので、産めよ増やせよとやってきた結果が今の人口だと言えると思います。
まとめ
何の疑問ももたなければ、人口減少大変だと、あわてるだけ。
現に政府もマスコミ使ってやれ少子化だ高齢化だと煽ってますよね。
我々は、素直なんで、大変だやばいんだと思うわけです。
しかし、データから見れば、今の社会体制を選ぶならばの話なんですよ。
やたら高速道路つくり、トンネル掘り、橋をかけ、鉄砲だの大砲だのステルスだイージスだのとじゃんじゃん使った時の話なんです。
真面目な話。要ります?
そういうことで問題ないんですよ。
それに気づき、歴史からみると工業化や世界的な戦争も行き着くところまで行ったことから、人口はこれから適正な数に減っていくというのが自然でしょう。
もっと多くの人が考える力を持って、もう一度、日本とはどうあるのかを考えてみてもいいのではないでしょうか?
これからもやたら人口減がどうのとかこれから毎年言われると思いますが、自分の目線をしっかり持つことも必要ではないのかなぁと、そんな風に考えています。