永平寺の匂いが感じれる。京都 詩仙堂。

詩仙堂。

ここは18歳で関ヶ原の合戦に家康の部下として参陣した石川丈山の山荘です。

この詩仙という名前も、読書をし、書にも詩にも通じていた丈山から由来すると言われています。

しかし、普段は、静かな山荘も秋だけは様子が違います。

物凄い人で溢れかえっていましたよ。

訪れた日はまさに秋晴れ。

二輪の駐車場はあるけれど、車は駐車場なし。

物凄い人人人。

人の流れが途切れない。(笑)

全国各地から来ているのでしょうね。

30分車を走らせるぐらいなので、いつでも来れると思いズルズルと来れませんでした。

来れないというか、あるのにも気づいていない。

そこを各地から大勢来られてる。

何とも不思議な感じです。

一歩中に入ると、綺麗に掃除され、木漏れ日がすがすがしい。

拝観受付は二箇所ありますが、なかなか進めません。

建物の前にある庭も、綺麗に筋が引かれ落ち着かせてくれます。

建物の主は本来この石の上を通るのですけど、我々は横から入ることになります。

建物のことは詳しくありませんが、シルエット的に二階建てですね。

木漏れ日は、人のストレスホルモンを低減させる効果もあるのです。

死生大事。

禅語です。

生とは何か、死とは何か、人間如何に生きるベきか、その究明こそ仏教者として最も大事な修行課題なのである。だからこそ、その究明に時間を惜しんで修行すべきだと言う激励の言葉。

これも禅語。
神仏に詣でる時、手を洗い口を清めるが、同時に自らの心を洗い浄めることが肝要であろう。

手脚の汚れは目についても、心の垢には気がつかない。

見る角度によっても捉え方が変わるなぁと思いました。

中に入ると下駄箱に靴を置き、誘導に従って進んでいきます。

御朱印は貼り付けるタイプを用意されていて、昼過ぎには準備したものが完売していたようでした。

さらに進むと、芸能人の撮影会のような人混み。

日本って人混みにまみれて動いている。

庭師が工夫をこらし、整備された景色を見るということは何とも贅沢だと感じさせられます。

あとはお越しになって実際ご覧下さい。

もみじのワンポイントも上手い。

そして、中から見たあとは外でお庭も見学できます。


人がなんせ多いので、割り切って楽しんできました。

また、雪の降る頃でも来てみたいな。