こうもストレスが高い社会においては 引きこもりも自然な反応のように思えてきた

都市化電子化で高いストレスが社会を覆っています。

その中で考えれば引きこもりも悪くないであろうという話。

今回は神様と人間を使って話をしたいと思います。

はい、どうもやってきましたわたし神さまです(汗)

人間:ああ、あんたが神さまなんですか?よろしく頼んます。

神様:ちょっと人間どもは最近考えとることが理解できん。そこでな、きちんと説明してやろうと思って、準備してきたんや。

人間:あら神さまご苦労さまです。娑婆はどうもやることが増えてしまって、人間は冷静に考える時間もないんですわ。

神さま:ちゃんと見てるで。ほんま大変な世の中やなぁ。油断も隙もない。

人間:それではありがたい話、頼んますわ。

神さま:そうそう慌てなさんな。まず、いろいろ考えてもきりがない。せやから、自分ら人間が悩みあるんなら、自分だけのことやなくて、もっと広く根本を見ていくことが必要や。

人間:神さま、どういう意味ですか?わけが分からない。

神さま:今回はどーんと宇宙の成り立ちからいてこまそうと思ってる。これできっと分かるはずや。

人間:それはすごいでんな興味津々ですわ。

神さま:まず、宇宙って自分いつからできたって知ってるか?

人間:いやー、そういう硬いの苦手なんすわ。

神さま:ほんま1から10まで言わなあかんのやな。

人間:そら、すんまへん。

神さま:宇宙は今から137億年と言われとる。そして、地球は46億年前に誕生や。

神さま:そして、驚くのは太陽のデカさや。太陽系の星を結集しても、その千倍でかいねん。

神さま:さらに銀河系のスゴイのは、太陽みたいな星が2000億個もあるねん。

人間:壮大すぎて意味がわかりませんわ。

神さま:よっしゃ、ほな地球の話していくわ。しっかり聞いときや。

神さま:地球は今、いろんな生き物おるけど、当たり前やけど最初はおらんかった。それもこれも運命のイタズラや。木星が宇宙的には地球と近くて、その引力で、流れ星が地球にたくさん衝突。そのおかげで、生命が生まれる条件ができたらしいわ。

人間:木星って言いますと、火星のそのまだ先やのに影響があったんですなぁ。

神さま:宇宙からしたら目と鼻の先みたいなもんやな。

人間:そしてどうなりますの?

神さま:ここからが大事やねん。地球が徐々にできていく様を見ていこう。

神さま:地球ができて46億年、そして20億年ぐらいまでかけてようやく今の雨が降るような循環システムがえきたんや。

人間:今、西暦2021年ですけど、そんなレベルやない話ですな。

神さま:途方も無い昔の話で、10億年前にようやく2種類の生物が誕生。5億年のカンブリア爆発では、それまではアメーバみたいな生き物やったのが、骨とか殻とか持った生き物がじゃんじゃん出てくる。

神さま:サンゴやクラゲ、アンモナイト、シーラカンスなど、地表は酸性雨も降り注ぐ場所で、海がにぎやかやったんや。

人間:神さま、すべての生物が海から来たとか聞いたことがありますわ。

神さま:このスケール感を知ることが大事やねん。人間なんて偶然の産物やで。

神さま:そして4億年前ぐらいから徐々に草木が生えてくる。それまでは酸性雨やから溶かしよるし、生き物は育たへんのやけど、次第にコケとかが生えて、ミミズなんかもこのあたりから活動しだすねん。

神さま:ここからがオモロイ。3億年頃になるとペルム紀と言って、爬虫類が出てくる。しかし、2億年頃地球規模の絶滅でみんないなくなるねん。

人間:絶滅!恐竜が絶滅したのは聴いたことありますわ。

神さま:地球はこれまで全部で5回絶滅していて、その最後が今から6550万年前ということや。その時に恐竜がおった時代やねん。

神さま:その頃には蝶々もいるし、ハチや昆虫と今に近づいているわけや。

人間:恐竜さえいなければ今と変わらん感じですね。

神さま:恐竜は2000種類いたと言われていて、化石に残っているのは500種。そんな中に我々の祖先も住んでいたんや。

人間:えええ!マジですか?食べられますやん。リアルジュラシック・パークですな。

神さま:それでも恐竜の殆どは草食だったと言われていて、みんながみんな食われるわけではなく、群れをなして、社会生活の原型が見られたそうなんや。

人間:どうしてそんなことがわかるのですか?

神さま:それは、化石で絶滅したときの様子がバッチリ残っているからじゃよ。

人間:まじですかー!?

神さま:ホント、タイムカプセルで、おかげで原始の地球の様子がわかるのじゃよ。

神さま:人間の祖先も人はいないけど、ネズミのようなものとして、恐竜の時代にいて、森の中で、隠れるようにして住んでいたのじゃ。

人間:もしかして、森に引きこもっていたとか?

神さま:お!その通り!哺乳類の祖先は夜しか動かず、昼間はじっとして隠れていたのじゃ。

神さま:卵を産むと食われるからある程度大きくなるまで母の胎内で育て、母親も自分のお乳を飲ませる仕組みを作ることで、巣穴から危険な外に出なくても済むようにしたのじゃ。

人間:つまり戦略的に生きてきたということなんですね!なるほど!

神さま:つまり、引きこもるということは、先祖から代々やってきたことなんじゃ。

人間:神さま、よくわかりました。とてつもない進化の中で、徐々に危険をかわし、適応し続け、今があるというわけですね。

神さま:ネズミのような人類の先祖は、その後300万年して犬ぐらいの大きさになり、700万年前ぐらいに、最初の人類が生まれたそうな。

人間:そうかんがえると、今も恐竜のように怖い人を見ると、避けたりするのは自然なことなんですね。納得しました。

参考にしたのは以下の資料

137億年の物語 宇宙が始まってから今日までの全歴史 

最後までお読みいただきありがとうございます。

もう一本いかがですか?

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