選択肢の多い社会は果たして幸せなのだろうか?

 

幸せになりたい!」そう思って、どの人も生活していることだと思う。

 

もちろん中には、心の病など、そのように思えない人も中にはいるだろうが、それは例外として、より良い明日をみて過ごしているわけだ。

 

しかし、なぜ幸せになることが難しいのだろうといろいろ考えていたのですけど、一つには、選択肢が膨大にありすぎるから違和感を感じるということもあるのではないかと思うのです。

 

TheDigitalArtist / Pixabay

 

選択肢は多ければ多いほどいいのではない。そう考えているあなたは間違っていいるよ。そう証明したのがコロンビア大学ビジネススクールのシーナ・アイエンガー教授。

 

https://www.amazon.co.jp/選択の科学-シーナ・アイエンガー/dp/4163733507

https://www.ted.com/talks/sheena_iyengar_choosing_what_to_choose?utm_campaign=tedspread&utm_medium=referral&utm_source=tedcomshare

 

 

実は人間はあまりに選択肢が多いと逆に「選択」ができなくなるのです。

24種類のジャムの売り場と、6種類のジャムの売り場では、前者は後者の10分の1の売り上げしかあがりませんでした。そのことを実験によって証明しました。

 

 

その考えをわたしたちの社会に当てはめると、

この多様すぎる社会は選択肢の多さゆえ逆に「選択」ができなくなっている状態。

 

 

自分の生き方の選択に悩み、日々の買い物に悩み、仕事の複雑さに悩みをしているわけだ。

 

 

そして、選んだものについても絶えず満足するなど不可能に近い。

 

しかし、一方で、それでもうまくやる人は中にはいて、毎日いきいきとしている存在はどうなのだろう?

 

 

選択肢の多さに混乱する人が多いという中で、どうしてうまくやっていけるのだろう?

 

その点を見たり、話したりしていると、どうやらうまくやる人は、あらかじめ決めていることが多い。ということが分かってきました。

 

上記教授の話では一般的に、ビジネスにおける経営者の決断は9分に1回は何らかが行われているらしく、それこそ迷っていられない。

 

したがって、うまく選択できる人は決めているから納得感が高く、したがって良い決断ができた、だから幸せなんだということになるのだ。

 

付け加えると、これが自分の利き手のように、自分の強みや得意とするところを把握した上から決めているとすれば行えば、まさに「先手必勝」。

 

しかし、その場で決める。しかも、自分の強み弱みも適当で、戦略もなく決めていると、まさに「後手後手」なわけだ。

 

rawpixel / Pixabay

 

まとめると、選択肢の多い社会で幸せであろうとするならば、自分の強みや得意を把握した上で、あらかじめ決断すべきことは計画的に行うと良いということになる。

 

どうせ、大抵のひとができないところだ。

 

思い切って試してみるのも悪くはないのではないだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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