木曽御嶽山に行ってきました。
数年前から呼ばれてる感がすごかったので、念願が叶いました。
痛ましい噴火も記憶に新しいですが、まさに生きてる山であり、次々と命が生まれる場所でもあります。
どうしても来なさいということでやってきました。と感じてきましたが、さっそくご紹介しよう。
コンテンツ
木曽御嶽山一合目里宮御嶽神社基本情報
- 神社名 御嶽神社
- 住所 長野県木曽郡王滝村3315
- 電話 0264-48-2637
- 創建 702年
- ご祭神 国常立尊 大己貴命 少彦名命
- 入場料 無料
- 駐車場 無料
- ウエブサイト http://www.ontakejinja.jp/index2.html
御嶽神社 御由緒
以下は公式ウエブサイトからの引用。
頂上奥社は文武天皇の御代大宝2年(702年)信濃国司高 根道基創建し、光仁天皇の宝亀5年(744年)信濃国司石川朝臣望足勅命を奉じ登山し悪疫退散を祈願され、ついで延長3年(925年)白川少将重頼登山し 神殿を再建。
ついで応保元年(1.161年)後白河上皇の勅使が登山参拝された。一合目里宮社は文明16年(1.484年)再建、文亀3年(1.503 年)再興と記録にある。
●古来登山するには麓で百日精進潔斎の修行をしてから登拝したものでありましたが、後世の天明2年(1.782年)に覚明行者が黒沢口登山道を、寛政4年 (1.792年)に普寛行者が王滝口登山道をそれぞれ開き講社を作り軽精進潔斎で盛んに登山を奨励し、続いて一心行者、一山行者もこの跡を継ぎ又、諸行者 相継いで神山の尊きこと全国に広まり、今日の盛大なる御嶽講社の基礎となっています。
御嶽神社 地図とアクセス
車利用の場合
東京方面からは、伊那IC下車 里宮まで約55分
大阪・名古屋方面からは、中津川IC下車里宮まで110分
列車利用の場合
東京方面・大阪・名古屋方面いずれからも、中央本線木曽福島下車、バス利用で里宮まで約50分
霊峰木曽御嶽山一合目里宮 御嶽神社参拝レポート
参拝日
2020年4月2日木曜日の午前中に参拝。
当日の様子
幹線道路から1時間ほど車を走らせる。
途中に道の駅があって、地元のお母さんたちが作っている弁当を仕入れる。
なにせ1時間もかかる。のんびりいきましょう。
これダムなんです。後ろは水が溢れています。
こんな感じ。
自然がデカい。
実際はものすごくデカいです。
やってきました、御嶽神社。
御由緒看板もデカいです。
これから階段を登って参拝です。
山全体が神様という考え。
江戸時代までは、絶頂の剣ヶ峰には座王権現、王滝口頂上は日権現、二ノ池には士祖権現がお祀りされて、併せて御嶽大権現とされていて、明治になり今の形になったのだ。
ちなみに、山の上には五つの火山湖があり、荒々しい自然の跡を感じられるわけだ。
そんなこんな予備知識を詰めて行くと、とても楽しい。
スピリチュアルな参拝もあるだろうが、僕は歴史から先人の知恵を学び、今に活用したいと考えている。
さあて、行きましょう。
いよいよ聖域に入るという感じです。
御嶽信仰は、江戸時代に盛んだったそうで、やりすぎて幕府から取締を受けたこともあったとか。
いつも思いますけど、こうやって階段があるのも誰かの資金と誰かの工事と、おかげをもって登れる。
それをしんどいだのヘチマだのと文句を言うわけですから、人というものは未熟なもの。
ありがたく行きましょう。
朝の日差しと鳥のさえずりが、抜群のヒーリング空間となってます。
しんどいというよりも心地よく登ってこれました。
宮崎駿のラピュタ的な空間に僕は感じました。
明治になって、神と仏を分離しなさいとなったのですけど、その一緒だった痕跡がいっぱい感じられます。
大岸壁の前にお社がいくつもあるのですけど、岩と岩の間から水が出ていて、それがまた名水なのだそうだ。
小型の椅子を持っていってゆっくり過ごしてました。
他に人は誰もいなくて、自然とサシで向き合う最上志向的な時間。
里宮本殿拝殿参拝。
こちらの最深部になりますね。
拝殿の後ろ側。岩肌が削られていて、その中にお社が鎮座されておりました。
不思議と気分が高揚し、安心感で包まれるような時間でした。
本殿拝殿付近の雰囲気もどうぞ
有難い御朱印もいただきました。
おまけ。
下山して道の駅でかったお弁当を食べる。
オススメします。
まとめ
入山から下山まで、僕だけだった。
あふれる日差しと、マイナスイオン。そして鳥の鳴き声と自然の歓迎ぶりが素敵だった。
初めてきたけれど、開山の地、頂上にも是非参拝したいとおもいます。